デザインの現場から。と言いつつほぼデジカメの噺。
by MASANOBU HIZAWA(アートディレクター/グラフィックデザイナー)
http://www.neelmartin.com/
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1日
時々仕事の様子も書いておかないとこいつカメラで遊んでるだけちゃうかと自分でも心配になるので…。

昨年来、関西方面を中心に出張の機会がちょいちょいあって、例えば神戸で朝から仕事なんてことになると前日のうちに現地入り(いわゆる前乗り)なんていうケースもあるのだけれど、おとついみたいに埼玉で朝7時から取材、とかなるとこれはもう早起きして行くわけです。

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途中でカメラマンさんと機材ピックアップして、空いた高速道路で取材先まで。
でも基本的にデスクでMacに向かっての作業が多いデザイナーの仕事の中で、たまにはそんなのもなんだか新鮮なんです。

で、結構がっつり仕事した気分になってたんだけどまだ昼前だったりして笑。

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クライアントさんが事前に美味しいランチスポット調べおいてくれてました。ありがたや。

仕事終えて都内に戻るとまだ夕方。
さっそくインタビューのビデオをMacに取り込んで、記憶が鮮明なうちにコメントおこしができたりする。
うーむ1日って長いんですね(おまえなあ)。
Sisters
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LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 ASPH. on OLYMPUS E-PL5 2014 Kyoto

鯛焼き屋のおじさんの鮮やかな手さばきを撮ろうと鯛焼き機にピント合わせてシャッターチャンスを待っていたのですが、実のところ意識は、さっきから店前でじーっと鯛焼きを見つめ続けている姉妹に。
二人だけで激混みの伏見稲荷大社に初詣に来るには少し幼い年齢に思えたし、周りに親御さんの姿は見当たらず。
可愛らしい身なりからしても心配するような身の上ではないでしょう、トイレか何かに行く親にこの辺で待ってなさいと言われてるだけでしょうねと思いつつ、なぜかちょっと気になった。理由はよくわからない。
商人二態
いやもうこちらとっても人気で皆さんおいしいおいしい言うてくれはりまして。
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方丈の向こう
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M.ZUIKO DEGITAL ED 45mm F1.8 on OLYMPUS E-PL5 2014 Kyoto

カメラのアスペクト比を3:2に設定してみて気付いた。
大方丈を通して見る向こう側は、額装された絵のようにどれもジャスト横3:縦2の比率。

一見奔放に見えるガウディの建築が実は数値比率の秩序で成立しているように、このお寺もいたる所に「3:2」が存在しているに違いないと思う。

違う季節に見るときっと全く別の景色なんだろうなあ。
三玲の庭
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M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0 on OLYMPUS E-PL5 2014 Kyoto

重森三玲の枯山水。
茶道を、日本画を、いけばなをも極めた作庭家。
行ってみたかったアクオスのCFに出てた庭園は、今回は回れず。またの機会のお楽しみ^^
朱の道、緑の道。
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〈top〉M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0 on OLYMPUS E-PL5
〈bottom〉FUJIFILM FinePix X100 2014 Kyoto

正月休み真っ盛り(?)の1月4日のこととて、名所に人波の絶えることなく。
それでも、急がず立ち止まっていると、ほら、と静寂の瞬間はちゃんと訪れます。

PENとX100、使い分けもまた愉し。
オールドルーキー
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新年早々またしてもカメラネタで……。
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With pleasure, M.
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SONY RX100 2014 Hokkaido

東京は穏やかに晴れ、北海道は荒天、しかし日高山脈を堺に道東は雲も薄くなり・・・という天気概況をリアルに実感しながらの北海道への帰省でした。速攻で帰京しております。

夕方からオフィスへ。いくつものブースに明かりが灯っておりました。
三ヶ日からみんなよう働くなあと他人事のように感心しつつ、007スカイフォールのラストのセリフじゃないですけど(「With pleasure, M.」シビレましたねぇ)、喜びをもって取り組める今日のあることを改めて感謝する年頭です。
とか言いつつ週末は休んでどこか行ってこようと思ってますので、ニールマーチンデザインオフィスは6日よりの始業となります。

2014年もどうぞよろしくお願いいたします。