デザインの現場から。と言いつつほぼデジカメの噺。
by MASANOBU HIZAWA(アートディレクター/グラフィックデザイナー)
http://www.neelmartin.com/
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The Next Samurai
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LUMIX G 20mm F1.7 ASPH. on Panasonic DMC-GF1 2012 Yokohama
ロットリングでひっぱり出す
手描きでサムネイルを書いたりする用に、先日、ロットリングのアートペンを買ってみました。紙は、ペン先のサリサリした感触が楽しめつつ滲まないやつ、を検索してTooで扱ってるマーカーパッドを。これまでは持ち歩き用のモレスキンのノートとボールペンをデスクでも使っていたのだけど、アートペンいいね、とてもとても。

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例えばビジネス系のパンフレットの概念チャート図みたいなものであっても「形」を考えようとする時にはやっぱりまず思い付いたら一度紙に書いてみるに限ります。作家が文章を思い付いたらまずタイプしてみる、ミュージシャンが曲がひらめいたらピアノで鳴らしてみる、というのと同じで、デザイナーも頭の中にあるモノを一度、見える形にひっぱり出してみるのは大事。それをMacでやる場合も実際のところ多いのだけど、ペンというツールで描くことで、より頭の中と紙がリニアな関係で結ばれるし、その行為自体がデザインの模索になりますしね。

「ポルシェ」というクルマを思い浮かべてみてください、と言われれば、だいたいの人はかなりリアルな形で思い浮かべることができるでしょう。でもそれを書いてみて、と言われると、これがまあ難しいもんです。僕もやってみたらポルシェ書いたつもりがどう見ても日産マーチだったことがある。だいぶ値段違うぞ。
そこには、いわゆる絵の上手い下手とは違う次元のナンラカの存在があって、そこを、常に鍛えておかなくっちゃなあ、と思う次第でして。

関係ないけどこのアートペン、なに気に、カンペンケースが可愛いですぅ。
スティーブごめん
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高速テザリングの便利さに負けましたよ…。
ひと足お先に…
昨日、お花見してきました。

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スタジオで^^

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明るく、幸せな食のシーンをディレクションしてきました。
来月には、日本中で楽しげなお花見が実現しますように。
LEICA is LEICA 〜Vespa which doesn't move〜
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LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 ASPH. on OLYMPUS E-PL3 2012 Tokyo

やれ「どうせ旧松下電器産業株式会社製品」だの、やれ「カローラにベンツのエンブレム」だのとヒネクレたこと言ってすまんかったです。いいですねLEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4。
合焦部のピリっとした質感と周辺の柔らかさが一枚の絵の中で違和感なく同居してくれる。

コンビニにおにぎり買いに行く途中に、コートのポケットに突っ込んでおいたカメラでスチャっとこういうシーンが撮れるってのはいいな。

jpegから、彩度を引いたのみ。Lightroomもあるんだし、ちゃんとRAWでも撮ってみよう、と、そんな気になった。
美味しく食する事と、大人への道程と。
某社の社屋内のプレゼンテーションルームの壁面を覆うヒストリー・グラフィックと3月の展示会用のパネルデザイン、某飲食店のロゴデザイン、某社製品パッケージ、などに取り込むここ最近。「某」ばっかり。うまいこと時間的な割り振りができているので心穏やかに仕事できています。

昨日は夕方より、某食品広告媒体の、年間企画の方向性についての打ち合わせ。
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