デザインの現場から。と言いつつほぼデジカメの噺。
by MASANOBU HIZAWA(アートディレクター/グラフィックデザイナー)
http://www.neelmartin.com/
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Ekinaka
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LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 ASPH. on OLYMPUS E-PL3 2012 Tokyo

ノートパソコン広げて何やら書類の仕上げに追われてるサラリーマン、商談が不成立だったのかやたら不機嫌な顔でいつまでもスプーンでコーヒーをガシガシ掻き回してるオッチャン、遅い昼食のホットサンドにパクついてる奴(←アタクシ)。
結構好きなんですよね駅中コーヒーショップ^^
Nobody sits.
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LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 ASPH. on OLYMPUS E-PL3 2012 Tokyo
旧松下電器産業製LEICA
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人から言われる前に、自分で言います……
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Looks like New York...?
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LUMIX G 20mm F1.7 ASPH. on Panasonic DMC-GF1 2012 Yokohama

先日、横浜にて。晴れてた日なのだけど、アクリルの窓越しに撮ったら透過が悪くてモヤっとした仕上がりに。
でもその結果、なんとなく霧に霞んだニューヨークのなんとかブリッジ(←行った事も見た事もないんでもの凄く適当)みたいに見えません? ……見えませんね。
Penとブレーン
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各所で評判の「Pen」の1月号、やっと読みました。いいですねー。「特集:ルネサンスとは何か」。80頁ほどあるから雑誌の特集としては相当なボリュームなんだろうけど半分くらいは写真や図表だし、僕的にはよくぞこの少ない頁に濃密に凝縮させたなあという感想です。これ熟読するだけで、ルネサンスについて池上彰くらい語れるんじゃなかろうかなと。
それにしてもなあ…「1386年ミラノ大聖堂建設開始。1813年に完成」とかサラっと書いてあるけど、それって最初のほうに作った壁とかは完成祝いの時点で427年経て既に遺跡みたくなってるってことでしょう。そのあたりの物づくりの感覚がすごいよなと思う。イタリア人にその根気があったことが不思議というか、あるいはイタリア人だからそんなに長くかかったとみるべきか…。
フィレンツェ、ミラノ。また行きたくなる。面白いけど目の毒ですよ、これ。

そしてこれまた色んなデザイナーやADが絶賛してた「ブレーン」の2月号。これもやっと読みました。これも面白いですねー。出来上がったデザインの完成形を集めた本も見てて楽しいし勉強になるけれど、こうして「それをどう発想するか、どう創るか」の具体的な方法論に踏み込んだ企画は本当に興味深い。「電博」さんとかのチーム動員・役割分担が前提となるような手法など自分がやってみるには難しそうな話しも多かったけど、個人レベルで明日からでも実践できそうなヒントも盛りだくさん。いずれにしても物作りが好きで、そこに喜びを見出せない限りはいくら正しいロジックで取り組んでもどうにもならないんだなという事だけは、語り部の皆さんの文章のあちこちから感じ取ることができました。このブレーンとPen、保存版に認定。僭越ながら。

1月も半ば過ぎてようやくデザイナーのブログっぽいことを書いた……かな?
Sancha
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LUMIX G 20mm F1.7 ASPH. on Panasonic DMC-GF1 2012 Tokyo

昨夜はお誘いをいただいて、ひさしぶりの三軒茶屋で一献。一時期、よく来たんですけどね三茶。10年くらい足が遠のいてた。このゴチャついた街の感じ、結構好きです。

それはともかくとして新年のblogが酒と食い物の写真だけになってる件はいかがしたものかと。
「デザインの現場から」というサブタイトルに、当人が疑問を感じつつあります^^
Convenience store's sweets
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OLYMPUS OM G.ZUIKO AUTO-S 50mm F1.4 on Panasonic DMC-GF1 2012 Tokyo

打ち合わせを一件済ませた後、プロントでコーヒーを、コンビニでパフェを買ってオフィスへ。そのくらいのプチご褒美で元気に働く奇特な体質は今年も相変わらずです。

ふと思い立って久々にOM G.ZUIKO AUTO-S 50mm F1.4をGF1に付けて撮ってみる。
立体感のあるボケ味ではないけど、使いようによってはホンワリとした優しい描写をするレンズですねこいつは。
なのにマニュアルフォーカスのこいつを、カバンに入れて外に持ち出す機会がさっぱりない理由はわかってる。手持ちで、左手でフォーカスリングをグリグリしながら画を確認するには、脇を閉じて、肘を締めて、要するにカメラをしっかり身体に固定する必要があり、やはりそれにはファインダーを(光学でもEVFでも)覗きながら、、、というスタイルが普通であって(あるいは前にも書いたけど、チルト式の背面液晶を上に向け、カメラは胸の前で、、、というのでもある程度いけるかもですが)、GF1の普通の背面液晶を見ながらとなるとカメラをある程度顔から離すことになるので、どうしてもホールドがゆるくなり、街中ではF1.4の薄いピントを合わせるのは難しい、ということになるのです。

一昨年末にNOKTON 25mm/F0.95、昨年にはLEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4(これはAFだけど)とか、マイクロフォーサーズ規格にもそこそこ面白いレンズが出てきてるのだからぼちぼち何か新たなレンズに食指を伸ばしてもいいんじゃないのと思いつつ、LUMIX G 20mm/F1.7があまりに楽にいい画が撮れるものだからそれでいいやにしてしまっていたこの一年……。GF1用のEVFを付けるなり、バリアングル液晶のE-PL3を買うなりすれば使えるレンズの幅は広がるだろうし、あるいはいっそAPS-Cに行くなり、今年はちょっとなにか考えようと思ってます。そう、近々Fujiのミラーレスも発表になるらしいですしね。レンズの規格は何にしてくるのかな。
Last year's glass
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今日撮ったものじゃなくて蔵出し写真ですが……こんなリラックスした時間も今年は少し大事にしつつ…ということで笑。

本年もよろしくお願い致します。