本当にありがたく嬉しい事ですが、色んなデザイン案件が動いていて、師走らしい慌ただしさの中で仕事させてもらっています。
オフィスの郵便受けも昨日から調べてなかったなと思い出し、夕方、コーヒー買いに出たついでにロビーの郵便受けの中身をつかみ出して戻り、コーヒー飲みながら整理してたら、写真家の吉村和敏サンから今度の「MAGIC HOUR」展の案内状が届いていました。
いやーもうこのDMの写真だけでご飯3杯くらいいけますね僕は。左上の写真はベルギーだそうです。うーむオレだって今年ベルギー行ったのになあこんなの撮れなかったなあやっぱプロは上手いなあと、よく考えるとこの上なく失敬な感想。
さっそくGoogle Erathを立ち上げてDMに載ってるその他の撮影国も見てみたりして、すっかり妄想トラベルを満喫してしまいました。……こういうことで楽しめるこの特性を、自分では「想像力の豊かさ」によるものと解釈してるのですが、それって「単なる現実逃避」ではないかという気もしないではない。なんだかそっちのほうが説得力がある気がする。
それにしてもまあ素晴らしい写真ばっかり。
「夕陽が沈んだ直後から、空に一番星が現れるまでのわずかな時間帯を、MAGIC HOUR(マジックアワー)と呼ぶ。空は淡いピンクやパープルに彩られ(中略)風景がもっとも美しい姿に生まれ変わっている。」(DMより)
僕らグラフィックデザイナーにもマジックアワーがあります。
「終電での帰宅を諦めた直後から、目の前に星がチカチカ現れるまでの時間帯を、MAGIC HOUR(マジックアワー)と呼ぶ。頭の中は変な脳波に彩られ、無意識の中で作業が異常にはかどったりする。」
そんな時間帯に生まれたデザインを並べたならば、それはある意味「MAGIC HOUR展」と呼べなくもないわけですね。
…馬鹿な事言ってないでとっとと仕事して帰ろう。MAGIC HOUR展(吉村サンの、ですよ)見に行くの楽しみです。