デザインの現場から。と言いつつほぼデジカメの噺。
by MASANOBU HIZAWA(アートディレクター/グラフィックデザイナー)
http://www.neelmartin.com/
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Not from office
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DMC-GF1 / G 20mm F1.7 ASPH. 2010 Tokyo

今日もオフィスに出るつもりだったのですが、ま、年明けでいいことは年明けにしましょうかと思い直しまして、部屋でのんびりしています。ということで本年最後の更新は池上彰を見ながらiPadで。本年最後の写真は部屋のベランダから、マジックアワーともブルーモーメントとも呼べないなんだかよくわからない感じになりました汗。

今年も、おかげさまで満足のいく仕事がたくさんでき、充実した1年になりました。起業10周年の節目の年をいい形で過ごすことができ、感謝しています(8月の船上パーティは一生忘れないです)。来年もよろしくお願いいたします。元旦から二日間北海道に帰省し、四日くらいから(くらいって!)仕事を始めます。皆様よいお年を。

桧沢方伸
カフェオレで許せ
この12月から新規にデザインを担当させていただくことになったメーカーD社さんの販促冊子のラフの戻しと、別件、メーカーP社さんの店頭POPのデザインプレゼン出しと、この前ちょこっと書いた、クライアントB社さんが先日オープンさせたカフェ関連のツールのデザイン出し等を昨日終え、ちょっと人心地つけた感じ。年内にやっとくコトはまだありますが、少なくとも何か提出というのはもうないです(あったら怖いって)。
せっかくいろんなとこからお声がけいただいた忘年会にも今年はおうかがいすることができなくてすみませんでした。
今月に入ってから、いつ記帳に行けばいいですかーとずっと問い合わせをくれていた会計事務所さんは今日来ます(笑)。ごめんねそちらもう仕事納めの後なのに。でも有り難いご新規様のお仕事だし、いつもより余計に回しておりますぐらいの気持ちで取り組みたいから帳面仕事に割いてる時間がないのと言う僕に対して、顧問会計事務所としては立場上、そ、そりゃ仕事頑張ってくださいようちは一段落してからでいいですからと答えざるを得ないのが彼等もツライところで^^;

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かわいそうだからカフェオレくらい出してあげよう。昨日とおとついの来客用の残りである事をあえて言う必要はないわけでして。
四六版の洋紙
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ラフデザイン作りの材料を買いに新宿の東急ハンズへ。
NTラシャを四六版で数枚購入。ほんとは紙を見たけりゃ竹尾の青山見本帖に行きゃいいんでしょうけど、今回はごく一般的な洋紙で事足りるので。それに錦町の見本帖本店なら全紙サイズでストックを売ってくれるのだけど、青山は4切りでしかサンプル買いができないんですよね。そもそも土日休みだし。

でも竹尾見本帖であれ青山ブックセンターであれ、いわゆるプロ御用達ショップといいますか、そこに行けば独自の空気を発する似た世界の住人が行き交っていて、いるだけでその気になれるというか楽しくなるようなクリエイティブな空気に満ちたお店ってのは本来僕らのような者が(僭越ながら)支えていかなくっちゃいけないんでしょうけど、つい便利なほうに行ったりネットで済ませちゃったりしてしまうんですよねー。職人気質を持つ店が減ったとかプロが減ったとか嘆く声はいつの時代もありますが、そういう文化はその価値をちゃんと理解する層の支えがなくっちゃ成り立たないわけであり。

ま、と言いつつハンズは大好きなんですけど^^ 新宿店は洋紙をちゃんと四六版で売ってるってのもエラい。
とっとと事務所戻って仕事せいって状況なんだけど、ついでに全フロアー見てしまったりして。「アクリルの円柱」とか「配線スイッチ」とかワケのわからない少なくともあんたそれ今見なくっちゃ駄目かという物もシゲシゲと見てしまうのは何故?

「アメトーク」でそのうち「東急ハンズ芸人」とかやらないかな。……やらないか。
言ってるうちに終わる
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ぼちぼち見に行かなきゃと思ったら昨日で終わってました…。

いわんこっちゃない、前に自分で「ロングランの催しはいつかヒマな時に行こうと言ってるうちに終わる」と書いたのにまんまとその罠にはまってしまったです。

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こっちは必ず行こう。
来年の2月までやってるんですね、いつかヒマな時に行こう。
Late night surcharge
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Caplio GX100 2010 Tokyo

あったかいのか寒いのか、天気いいのか悪いのか、よくわからないここ数日の東京。
色んな案件が佳境の今、風邪なんか引いたら目も当てられないコトになるから、服装は「寒い時を基準」にしておかなくては。ヒートテックいっぱい買っておいて良かった^^

そんな中、昨日の夕方は、ロゴその他デザインをお手伝いさせていただいた某所カフェのオープニングレセプションにちょこっとだけ行ってきました。まだプレ・オープンなので詳しくは今度改めて書きます(でた、先送り!)。
初代の顔
車検を終えた147君を受け取ってきました。
考えてみるとこのクルマももうすぐ10年。おととしに『納車当時は、どこか「六本木のキャバ嬢」的な、完全無欠、みたいなオーラを発していて、運転中もどこかこっちに緊張を強いるとこのあったこの147、七年経ってあちこち交換し細かい擦り傷なんかも多数ある今やすっかり「三軒茶屋のスナックのママ」くらいのなごんだ空気を発するようになってきた』と書いたけど、フレッシュ感の差でいうなら新車当時と今とでは日ハムに入団する斉藤佑樹と阪神の下柳くらいの差になってきた。見てても「いたわりの気持ち」がありますもんねこちらに。

いやそうでもないな。
実際そんなにくたびれてはいないはず。なにせ3万kmに満たない走行距離(笑)。どういうことだろかそれは。週末にジャスコに買い物行くのにクルマ使うだけの主婦でももう少し距離いくと思うんですけど。
「慣らし運転」で大阪まで走ったのが結局、一番のロングドライブだったような……。

147日本上陸直後のかなり早い段階で買ったのだけど、147はその後フルモデルチェンジもなく、近く登場のジュリエッタが後継ということみたいなので「14X」型最後のモデルということになるのかも。まだまだ乗りますよー。

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フルモデルチェンジもなく、と書きましたがもちろんマイナーチェンジはあって、フェイスリフトもされて顔は僕のやつと今のとでは幾分変わってます。でもどこかサラッとした今の顔よりも、「興味深そうな目をした動物」みたいな、いささかクセのある初代のこのデザインのほうが好きですね僕は。
マジックアワー
本当にありがたく嬉しい事ですが、色んなデザイン案件が動いていて、師走らしい慌ただしさの中で仕事させてもらっています。
オフィスの郵便受けも昨日から調べてなかったなと思い出し、夕方、コーヒー買いに出たついでにロビーの郵便受けの中身をつかみ出して戻り、コーヒー飲みながら整理してたら、写真家の吉村和敏サンから今度の「MAGIC HOUR」展の案内状が届いていました。



いやーもうこのDMの写真だけでご飯3杯くらいいけますね僕は。左上の写真はベルギーだそうです。うーむオレだって今年ベルギー行ったのになあこんなの撮れなかったなあやっぱプロは上手いなあと、よく考えるとこの上なく失敬な感想。
さっそくGoogle Erathを立ち上げてDMに載ってるその他の撮影国も見てみたりして、すっかり妄想トラベルを満喫してしまいました。……こういうことで楽しめるこの特性を、自分では「想像力の豊かさ」によるものと解釈してるのですが、それって「単なる現実逃避」ではないかという気もしないではない。なんだかそっちのほうが説得力がある気がする。

それにしてもまあ素晴らしい写真ばっかり。
「夕陽が沈んだ直後から、空に一番星が現れるまでのわずかな時間帯を、MAGIC HOUR(マジックアワー)と呼ぶ。空は淡いピンクやパープルに彩られ(中略)風景がもっとも美しい姿に生まれ変わっている。」(DMより)

僕らグラフィックデザイナーにもマジックアワーがあります。
「終電での帰宅を諦めた直後から、目の前に星がチカチカ現れるまでの時間帯を、MAGIC HOUR(マジックアワー)と呼ぶ。頭の中は変な脳波に彩られ、無意識の中で作業が異常にはかどったりする。」

そんな時間帯に生まれたデザインを並べたならば、それはある意味「MAGIC HOUR展」と呼べなくもないわけですね。

…馬鹿な事言ってないでとっとと仕事して帰ろう。MAGIC HOUR展(吉村サンの、ですよ)見に行くの楽しみです。
「盆と正月」ならぬ…
ふたつ前のエントリーで「クリスマスも正月も過ぎ」とは書いたものの、あくまで過ぎたのは撮影立ち会いだけでありまして、撮影データいただいて帰っての本業のデザイン・レイアウトは今まさに真っ盛り。「盆と正月が…」という言葉があるけど、ニールマーチン社、只今クリスマスと正月が一度に来ていてエラい賑やかな感じになってます(Macのモニターの中だけですけど涙)。

この媒体の印刷会社さんはRGB入稿可でいつも綺麗に仕上げてくれるので、写真データはほぼそのままのケースが多いのだけど、手を入れる場合もあるにはあります。致し方ないのは「アツアツ感関係」。撮影スタジオはクライアントさん社屋内なので火気厳禁でして、レンジ等はOKなのだけど煮炊きができないのです。なのでそこは僕のほうで頑張る。

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ていっ

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当然、クリスマスシーンでもローソクに炎を灯したりはできないわけで…
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