デザインの現場から。と言いつつほぼデジカメの噺。
by MASANOBU HIZAWA(アートディレクター/グラフィックデザイナー)
http://www.neelmartin.com/
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

Drizzling rain

DMC-GF1 / G 20mm F1.7 ASPH 2010 Tokyo

長らくGX100の24〜28mm(35mm判換算)の辺りばかり使ってたので、40mm(同)、ちょっと慣れが必要そうです。
「もどき」その後
Pocket WiFiを契約したことでiPod touchの活用の幅がだいぶ広がりました。ま、主としてやはりSafariとMail、ですね。オフィスのデスクトップMacとワンタッチで同期できるのは便利。Mailに関しては、普段使いのプロバイダのアドレスは同期させず、仕事用の独自ドメインのアカウントだけ同期させました。つまりAmazonとかYahooとかANAとか、そういった所からの日々のメールはtouchではスルーして、仕事用のメールだけ届くようにしたわけです。「届く」と言ってもプッシュ式にどこでも届いてしまうということではなく(……届いてしまうとたぶん気が休まらないような^^;)、Pocket WiFiの電源入れて、Mail立ち上げて、という能動的なワンクッションがあるので、あくまで「こっちの都合」でメールチェックができるというほどほどの塩梅、です。
つまりですね「朝、メール送ってあるんだけど、もう見てくれた?」「あーすいません、外出してたんでまだ見てなかったです〜」くらいの「ゆるさ」は残しておかないと……ということですね笑。添付PDFもちゃんと拡大させて見れるから校正のチェックとか全然いけそう。ただ、どっちかというと僕はPDFをデスクトップMacから「送る」立場なので、iPhoneとかtouchとかってのは、むしろ代理店さんとかプランナーさんとか、すなわち僕が送るデザインを見る側の人にこそ持って欲しかったりしますねこれは。

touchの、WiFiを前提としたアプリは全然使ったことがなかった(オフィスのLANが有線なもので)のですが、やっと色々使えるように。

「マップ」



……touchにはGPSがないのに、どうして「現在地」が判るのだろう? きっと、Apple社のちっさいおっさんがtouchの中に入っていて、逐一、係りの人に連絡してるのでしょう。

「天気」



なるほどクパチーノは曇りか。それじゃ念のため折り畳み傘を用意して……すいませんできれば東京の天気を教えていただけませんか。
どこなんですかクパチーノって?
そんな突拍子もない土地の天気を教えられて私にどうしろと?

(追記 ちゃんと東京に設定しましたよその後。クパチーノってApple本社の所在地なんですね)
First shot
あまり考えずにとりあえず撮ってみる……。






DMC-GF1 / G 20mm F1.7 ASPH 2010 Tokyo

縦横比もバラバラ(汗)
今度はモノクロいってみましょう。
カメラ(ついでに旅)のはなし
一昨年にリコーのGX100というコンパクトデジカメを買って以来、なんだかこのブログも少し変わってきた感じです。それまではまさか自分が作品的な意味合いをも含んだキャンディッド・フォトを載せたりするなんて思ってなかったですもんねえ。

ちょっと長くなりそうなので、続きは「続きを読む」で……
続きを読む >>
通じる場所
先週は火曜に食品メーカーの店頭POP用の、金曜はデパートの広告媒体用の、写真撮影立ち会い。昨秋くらいからなんだか不思議と撮影ラッシュでしたが、とりあえず撮影絡みの案件はこれで来月末までいったんひと区切りかな? でも撮影立ち会いは好きですね僕は。携帯に連絡が来て、ちょっと急ぎの対応をお願いされても、今日は一日撮影立ち会いなんで、と言えば先方もそりゃ仕方ないですねそれじゃ明日で、となるし、僕のほうも目の前の事だけ集中すればいいので意外と精神安定効果があるんですよね ってそんな理由? いややはり、クリエイティブな空間に居るのが楽しいのでしょうね。



グラフィックデザイナーの僕は日常的には、クライアントであるお客様や代理店さん等とコミュニケーション取りながら仕事してるわけで、そこではまずクライアントの意向をヒアリングしたりとか、その後はデザイン案をクライアントに提案したりクリエイティブの意図を説明したり、という、クリエイターとクライアント(さらにその先にはクライアントにとってのお客様、がいる。そこまで含めて)の意志を一本化するためのコミュニケーション(あるいはその方法論)に相当のウエイトを割くわけです。もちろんプロとしてデザインの仕事をする面白味はそこにこそあるのでそういったプロセスも楽しんでやっているのですが、撮影現場となると、その一本化された意志を今度はディレクターとしての僕がキチンと持ってさえいれば、カメラマンさんもスタイリストさんもクリエイターですから、コミュニケーションの方法などで腐心することもないので(ま、昔どう頑張って言ってもこっちの意図が「わかんね」というオヤジカメラマンに苦労した事もありましたが^^;)、むしろプロの技を楽しんで見ていられるような場でもあるんですね。……楽しんでばっかりいちゃ駄目なんでしょうけど。

「通じる」モノをつくるためにどうするか、を考え、デザインするのが日常なだけに、「スッと通じる(……便秘薬かい)」クリエイター同士の場というのは、それぞれ楽器を手にしたミュージシャン同士でのセッションのようなものなのかもしれないです。
「もどき」と化す。
どうしようかな、と言ったまま長らく放置していたオフィス以外での通信環境(そもそもは昨秋以来自宅のADSLが通じなくなってしまったのが発端)ですが、もうシノゴノ言ってないでPocket Wifi、買ってみました。
とりあえずこれでtouchが「iPhoneもどき」と化す……



だったら素直にiPhone、でも良かったのかなという気持ちも残ってるのですが、ま、iPadだのなんだのと色んなガジェットが出て来そうな時流下、端末機器ひとつに対して個別に一つの3G回線契約、という方向に向かってしまうのはヤバそうだなあという予感がしまして。
Pocket Wifiはあくまでも単なる「回線」ですからWifi搭載のモノならなんでもどこでも繋げるわけで、なんとなく気持ち的にもコスト的にも一本化できてスッキリかなあと。自宅でたまにPCでネット使うくらいであればこれで充分でしょうし。さすがにオフィスのADSLは残しますが、そっちがなんぞトラブった時のバックアックにもなるしね。

イーモバ端末ってどこのお店でも、例の100円PCを始め、抱き合わせ製品の値引き販売があって、契約してきたビックカメラでもPocket Wifi契約でiPod touchが1000円、なんてのをやってましたが、あれは結局、通信料か製品代金かどちらかでのディスカウントを選ぶ、ということであって2年の契約期間スパンで見るとだいたいイーブンになるようにできてるんですね。なのでtouchもPCもあるんだからと単体で契約してみましたがはてさてどうなりますか。