デザインの現場から。と言いつつほぼデジカメの噺。
by MASANOBU HIZAWA(アートディレクター/グラフィックデザイナー)
http://www.neelmartin.com/
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働いた一週と気ままな週末。
今週1週間はなんだかよく働きました。金曜の晩はご褒美だったのかな、楽しい晩餐でした。

土曜はゆっくり休んで、深夜になってから147に乗り込み久々に気の向くまま、無目的に走りたいように走ってみる。



距離計ゾロ目。
それにしてもこのAlfaの真っ赤っ赤なメーター見て思わず戦闘走行モードに入りそうになる度に、オレは牛か、と思う。

明るくなってきて、終夜営業のファミレスで遅い夜食というべきか早い朝食と呼ぶべきか分からないご飯食べたりして。



相変わらず、で、あります。
option + shift
Macのキーボードが逝ってしまいました(^_^;
「缶コーヒー倒し」をやらかしまして……。
えらいこっちゃと慌ててティッシュで拭き取り、接続しなおした当初は、少しキータッチがにちゃにちゃするからそのうちキーを全部外してしっかり拭き取らなくてはくらいに思っていたんですが、ジョージア微糖は内部回路にまでしっかり侵蝕していたようで(確かにね、ちょっとこぼしたというレベルでなくて、どぼどぼと流れ込んだ、という感じだったもので)そのうちにキーが反応しなくなりまして、で、Macのキーボードって下部構造のほうは分解できないようになってるのでいかんともし難く、仕方ないのでしばらく陽に当てて干してみたりしたのですが(布団じゃないんだから)駄目でした。



ま、アルミ筐体のG5と同じくアルミ筐体のApple Cinema HD Displayが揃った中でこの透明プラスチックタイプのキーボードはデザイン的にマッチしてないよなあと思っていたので、コーヒー漬けになったやつは薄情にも見捨て、現行のアルミボディのキーボード買ってきました。



デザインはいいしキーも打ちやすいのですが……皆さんがおっしゃってる通り、caps lockの位置が変わった、というのは想像以上にエライことですなんですねこれは。いやcaps lockの位置が変わったこと以上に、元々caps lockがあった所にoptionキーが移ったというのがエライことでした。
イラレ使ってて、なにがしかの、ひとまとまりのデザインなり文字組なりを作ったとしますね、で、元の素材は残したままでそのデザインをコピーして使う場合僕は「option + shift」で素材を移動させることが多い(みんなそうですよね?)。ほとんど無意識ですよ。かれこれ10数年使ってるソフトですからキーボードは見ないで指が勝手に「option + shift」を押さえてるのだけど、新しいやつだとその指は「command + shift」を押さえてることになる。つまりコピーしていじってたつもりが元のやつを単に移動していじってしまって元の素材残ってない、という悲しい出来事を、今日既に何度もやってしまっています。

これは「慣れ」で解決できるのだろうか……
初めて輸入車に乗った時、ウインカー出そうとしては晴天の中でワイパーが無意味に動いてたことを思い出しますね……。

長年かけて染み付いた慣れだけに、しばらくはとまどうかもです。缶コーヒー倒したりするんじゃなかったなあ(って問題点そこ?)
mobus、マチは9cm。
なんやかんやで今週末はフルに仕事。たぶんこのまま月曜までブッ通しかな。で、ちょっと仕事に疲れると気分転換とか言ってはiPhotoを立ち上げ、先日のプラハの写真眺めてはムヘヘヘヘヘヘヘヘヘと現実逃避したりして。
ああそうだ、mobusのミニ・メッセンジャーバッグについては日を改めて書きますと言ったままでしたね。

こんなんです、今回の休暇用に買ったmobus。



手前に置いたのが30cm定規です。バッグのワイドはカタログ表記だと27cm。このサイズが、ありそうで無かった。
去年からずっと、オフの時にGX100持って歩く用のちっこい鞄を探してたんですがなかなかいいのが無かったんですよ。デザイン良さ気と思ったやつはたいがいが無駄に大きく、タスキ掛けにするとジャックバウアーみたくなるんですね。あくまでコンデジと、あとちょっと小物入ればいいわけです僕の場合。かと言って、吉田カバンでワイド15cmくらいの、まさにコンデジ入れるにはジャストサイズの鞄もあったんだけれど、今度はそうなると「ポーチ」という感じになってしまって細いベルトで肩掛けした姿は、いかにも「旅行中のアラフォーおっちゃん」感に満ち溢れてしまうという。
メッセンジャーバッグはサイズが豊富なのだけど、小ぶりなやつでもほとんどが厚み(マチ)が12cmとか16cmとかあって、脇腹の上でポコっと出っ張ってしまって今度は子供っぽい(うるさいですね僕も。おっちゃんぽいとか子供っぽいとか)。で4月にたまたま渋谷ロフトで、ワイド27cmマチは9cmというmobusのこの型を見つけ、ただ店にあったやつは色が気に入らなかったので帰ってからネットで黒を探して買いました。



GX100と、ワイコンと、ガイドブック入れてちょうど、という感じ。9cmというマチが体に絶妙にフィットするし、なにしろデザインがオヤジ臭くなくガキっぽくもないという揺れ動く微妙な年頃の(誰が揺れ動く微妙な年頃ですか)アラフォーにピッタリ。休暇中の街歩きや、あと、今日のような普段着での休日出勤にもぴったしです(泣)。

ただですね、これカタログでは「ターポリン素材なので雨にも強い」と書いてあって、確かに素材自体は濡れても大丈夫そうなんだけど、かぶせを閉じても……



雨、入り放題。
ハッセルのデジバック
芝浦、湾岸の、カメラマンN氏のおっ洒落ーなスタジオにて撮影立ち会い。時間をかけ、N氏とスタイリストさんにじっくりと作り込んでの撮影をやってもらいました。
スタジオにはなにやら新兵器の大きなカメラが。



こういう形状のカメラを久々に見る。いや10年前くらいだとたいがいこういう感じだったんですよね。デジタル全盛になって、僕らグラフィックデザイナーは撮影立ち会いにおいて、35mmフォーマット以外のボディーにお目にかかる機会が極端に減っていました。どこか懐かしさも覚えながら後ろ側を見ると……



ハッセルのデジバック。えー、とても高価である、ということは知っています。

4年前くらいにポスターの仕事で初めてデジバックでの撮影をお願いした時のカメラマンさんは(レンタルして持って来られたと記憶してます)、これ高いんですよねと問うた僕に「レンズの後ろに『ベンツ』が付いてる、と思えばいいです」と言っていました。

今ひとつピンとこなかったのですが、↓こういうことだと思えばいいのでしょうか。



そのままやないかい。

ま、その時に比べてデジカメ全般がまた格段に進化してるので、今や、単純に、大きく使うから中判、ということでもないのでありましょう。あくまで目的に応じてという判断が必要になってくるのだろうとは思いますが、それにしてもモニターチェックで見た撮影画像は凄かったですね。駆け出しの頃、初めて4×5のポジ見た時のような、へえーっという驚きがありました。現像されたtiffデータを受け取るのが楽しみ。
RFIDソリューションEXPO 2009


金曜は東京ビッグサイトへ。RFIDソリューションEXPOに出展したF社のブースのグラフィックの仕上がりのチェックです。一応、場内には撮影禁止のマークが表示されていたのですが見回すと皆バシバシ撮っていましたので僕も遠慮なく(ここに掲載するのは止めときましょう、せめてもの慎みの表われ……)。スーツ姿ばかりの中、ジーンズ履いて、風邪気味だったのでマスクして、という格好でデジカメ抱えた僕はかなり異質な存在だったろうな。
今回のような、広ーい会場に細かなコマ割りで多数のブースが出展するようなイベントでは、ちまちましたデザインはCGパース上では綺麗でも、実際には埋没してしまいがち。わりかし思いきってベタな配色にしてみたりするほうが効果的な仕上がりになったりするのですが、F社のご担当スタッフがみなその辺りをしっかりと心得ているので仕事はスムーズにいきました。

しかしあれですね、周辺の各社のブースを見回してみると、このテのビジネス系イベントでも必ず1社か2社、スカート丈の凄まじく短い、突拍子もないデザインのコスチュームを着せたコンパニオンを使う企業があるんですよね。「只今ぁー、こちらの卸商向け情報システム製品のご案内をしていますぅー」って、そんな誘いに乗って話し聞く人がいるんでしょうか。デジカメを持ちマスクをしたジーンズの男が熱心に話しを聞いていたという噂もありますが。
プラハ小景
プラハで撮ってきた写真、半分弱の枚数まで整理してiPhotoに保存。それでも350枚くらいあるから、1日に1枚ずつUPしていけば1年間ブログがもつことになるなあ……などと無精なコト言わずに何枚かチョイスしてUPします。キュビズムの建築物とか大聖堂とかメジャー処ももちろん撮ってきてるのですが、やはり僕の場合、小道とか壁とか、ちょっとした小景のほうにココロ惹かれるみたいです。







出た、今年も細路地……。





トラム(路面電車)の後部車窓から。










↑これ自分的に結構お気に入りかも。いい感じの建物の前をいい感じのばあちゃんが通りがかったので、慌ててカメラ取り出して、ばあちゃん過ぎ去る前にとロクに構えもせずにパチっと撮ったんだけど、中欧独特の静謐さが出てる気がしません?
これに限らず、ぶらぶら歩いてる時に、おっ、と思って深く考えずにパッと撮ったやつのほうが結果的にいいのが多いのは何故? ま、そこにアマチュアによるコンデジでのスナップの神髄があるのかもね(って、そんなコトでいいのか悪いのか……偶発じゃなくちゃんと意図していいのが撮れるようになりたいよう)。

モノクロ撮りの似合う街でしたが、カラーもありまっせ。











今日紹介した写真には使ってませんが、ワイコンレンズも結構出番ありましたね。あと、今回カメラバッグ代わりに持って行ったmobusのミニ・メッセンジャーバッグはたいへん具合が良かったです。ま、その話しはまた日を改めて。

最後までご覧頂きありがとうございました。
ひとまず無事に
とりあえず本日午前、無事に帰って来ています。
ひとまずマンションまで帰り、シャワー浴びて着替えてからオフィスに向かい、仕事なり。

はあ〜麗しい街でございました。癒された……。
デジカメGX100、そんなに撮りまくったつもりなかったんだけど、さっき調べてみたら昨年のフィレンツェの400枚を超えて700枚以上撮ってました(^^)
週末にでも整理してから何枚かUPします。

今日のところは、とりあえずこの1枚。成田で到着後に書かされました。



……こんなざっくりした質問で何か有効なデータになるんでしょうか?
美麗なるプラハへ


明日からチェコ・プラハへ、プチ休暇です。「今年もどこか『旅行』行くんですか」と皆に聞かれるたびに「はい、行きますよ『休暇』にね」と頑固に答えるアタクシ。んなもん旅行と呼ぼうが休暇と呼ぼうがどっちでもいいんですが、えー、行動にはあくまでも「意味」があるのです(笑)。
チェコでもインフルエンザが確認されてるってのがちょっと気になりますけどね。一応マスクは持って行きます。

世界中を飛び回っているカメラマンの吉村和敏氏をして、その美しさに思わず何度も溜め息が出たというプラハの町並に浸り、体と、心を、休めてくるつもりです。
目下、GX100のスペアバッテリー2個、充電中。
連休明け13日にイベント控えたF社の皆様、当日配布用のリーフレットがまだ全部仕上がっておりませんがヒザワは旅立ちます。いひひひひ、催促しようが叫ぼうがその声はもはや届かんのじゃ。7日の午後には復帰しますのでよろしく。では。