土曜、永田町某店に友達と集い忘年ランチ。クルマで行く。金曜までで年内提出マストの仕事は片付けた開放感もあったし、天気も良かったし交通量少ないしでドライブが快適。わはははははははと邪悪に笑いながら都心を走る。総理官邸や内閣府のあるあたりを通ると、歳末とあって警備の人が大勢。お疲れ様です。目的のビルの駐車場にクルマ入れようとしたら、そこにも警備員さんが二人いました。
「お客様すみません、歳末特別警戒で、おクルマ調べさせていただいてるんでご協力お願いできますか」
「はい構いませんよ」
「じゃクルマの下を見させてもらいます」棒の先に鏡が付いたやつで、車底を調べてる。
「あとトランクの中も調べさせていただきたいんですが」
「はいはい」とトランクオープンのボタンを押す。
警備員さんが、んっ?という顔になる。草野球をやるしバッティングセンターにもたまに行くし、僕のアルファ君のトランクには常時、金属バットが積んであるんですね。
警備員さんが金属バットを持ってリアウインドー越しに聞いてきた、「これは、なにするために積んでらっしゃるんですか?」
しばし答えに詰まった。「………野球を、するためです」
そりゃそうでしょうが。なんちゅう質問ですか。
いや仮に僕がその筋の武闘派の者だったにせよですよ、そんな聞き方されて「おう、それはなあ、あとで國風会の事務所乗り込んでひと暴れする予定じゃけんのう」と正直に答えるワケないじゃないですか。あの警備員さん、もしトランクから機関銃が出てきたら「これは、誰を撃つために積んでらっしゃるんですか?」とか聞くんじゃないでしょうねと懸念しつつお店へ。
石釜ピッツァ、うまー。
夜に、お酒飲みながらワイワイってのも楽しいけど、たまにゃ優雅なランチってのもいいですねー。こんなにゆっくり昼飯食べたのはいつ以来だろう。シアワセ。