デザインの現場から。と言いつつほぼデジカメの噺。
by MASANOBU HIZAWA(アートディレクター/グラフィックデザイナー)
http://www.neelmartin.com/
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

転記する3人


出先でのお仕事中のひとコマ。
各部署から集めた校正紙を、転記(わかりやすく1枚の校正紙に書き写す作業です)してくれているI社の若き3人。
僕に事前のスケジュール通りに校正を戻すために、時にクライアントさんとのバトル(?)さえ辞さずいつも頑張ってくれてます。
僕らデザイナーが気持ちよく仕事させてもらえてるのも、君達のおかげ!
感謝感謝。今度焼き肉でもゴチソーするからね(…と、2年前くらいから言っている……)。
200が、出た。


真っすぐに進化した、という感じなのでしょうか。出ましたねGX200。
これも売れるだろうなー、ま、それと言うのも僕がさんざんGX100を褒めてきたお陰でしょうけどね(そう言えばRICOHさん、さくらんぼも航空チケットもまだ届いていないようなんですけども…… 慎み深い人間である旨は申し上げましたが、だからと言って他人様の好意を拒むようなことも決して致しませんのでご安心して何でも送ってください)。

画素数アップはともかくとしてノイズの低減と謳っているのが果たしてどのくらいのモノなのか…。欲しいですけどGX100からあえて買い替えることはないな僕は。なにかこう、意表を突く新機能(ヒゲ剃りが付いてる、とか)でもあれば考えたとこですけど。

でもこのオプション、買いますワタシ!



シックな本体デザインに対して急にガンダム的なこの造作がカッコいいんだか悪いんだか微妙ですけど自動開閉のレンズキャップです。
GX100って外したキャップは手に持つかヒモでぶら下げるしかなかったんですよ。このオプションは100にも付けられる(¥1,680。いいぞぅリコー! ソニーみたいにオプションでふんだくらないのが偉い)そうなので、速攻でGETしてみようと思います。
インプット


お夜食を買いに出たついでにTSUTAYAへ。どーも最近また本とか音楽とかのインプットがおろそかになっている感じがしたもんで。



coldplayのCDを借りてきました。今「iPod+iTunes」のCFで流れてるバンドですね。あれ聞いて綺麗な曲だなーと思いまして。Viva la VidaというCFの使用曲の収録アルバムは貸出中か未入荷。無念。でも今これ書きながらCDかけててますが他の曲もよろしいですねー。
TSUTAYAはすっかり店内レイアウトが変わってました。長らく行ってなかったもんなあ。独立してからというもの、ことこうしたインプットに関しては「意識して」行わないとすぐに遠ざかってしまう気が。いけませんねえ。明日は時間作って本屋さんに行こうかな。
副都心線とiPhotoのBook


午後からちょこっと仕事。その前に麹町のほうにちょこっと用事。半蔵門線〜有楽町線と乗り継げば行けるのだけど、せっかくだからと、渋谷からひと駅分だけ副都心線に乗ってみる。
…ま、いかんせん地下鉄ですので、風景的には変化の無い地下を粛々と走るわけでしてどってこっちゃなかったと言えばどってこっちゃなかったです。駅中、車中の人々のテンションもいたって普通でした。相互乗り入れする西武線、東武線沿線の人にはインパクトあるでしょうねでもこれ。



仕事の後は、ここ数日仕事の合間に取り組んでる「iPhoto」での「ブック」の作成。先日のフィレンツェの写真を一冊に印刷してみようというわけです。iPhoto上で写真をレイアウトして「購入」をぽちっとするだけで、データがインターネットでどこか外国の係の人の所に送信されて、印刷製本されて小包で届くという、知らないうちに世の中凄い事になってますのんなあという機能で、価格もソフトカバーだと21.5×28cmの20頁で2,520円と安い。廻りで、この機能を使って冊子を作ったという人がさっぱりいないのだけどどうなんでしょうか。試してみる価値はありそうなのでやってみます。いい感じに仕上がるなら、アイデア次第で色々な使い方が考えられるサービスになるように思います。
SPEED


粛々とオフィスでデザイン作業の一日。一日で色々進んだ。昔に比べると、なんだかんだ言いながら作業のスピードは早くなっている気がします。ま、Macやアプリケーションの進化に因る所も大きいでしょうけどね。そもそも僕らデザイナーなんてあれですよ、線引いたり色付けたり、一見めんどくさそうな事を幸せそうな半笑い浮かべながらなんぼでも続けられるような気質の人間がやってるわけで、放っておくと時間なんてなんぼでもかけてしまえるんですけど、それでもごく単純に言うなら同等の仕上がりを得るための所要時間はそりゃ早いにこしたことはないですもんね。ということで今日は写真データのキリヌキ作業が結構な数あったんですが、これもまあ場合によっちゃ楽しい作業ではあるんだけども、納期その他考えますとそうそう楽しんでばかりもいられないのでスピーディーにこなしました。早い人にやらすとこれ本当に早いんだよなあ。僕はまだまだスピードアップにはげまなくてはいけないところです。今度試しに「スピード社の水着」を着て作業してみようかと考えています。凄い記録で作業ができるかもしれないです。来客はビックリするでしょうけど。
ごく普通の通勤時間帯


昨日は朝から晩までスタジオでレギュラーの媒体の撮影立ち会い。朝8時、マンションを出る。僕の部屋は5階で、エレベーターが4階、3階で停まり、それぞれスーツ姿の住人の方が乗ってくる。いつも遅い出勤で誰かと乗り合わせることのあまりない僕にとってはちょっと新鮮。おはようございますと挨拶交わしながら相手の方は、うちのマンションにこんな人いたっけ、みたいな顔してました。駅までの道のり、駅舎、そしてもちろん電車内も、人が多い。ごく普通にお勤めの方々にとってのごく当たり前の通勤時間帯、というのが僕にとっては意外と未知の時間帯だったりするわけで、考えてみると、忙しいだのなんだのと言いながら自分の勤務体系は随分と気ままなものなんだよなあ、とラッシュの満員電車の中で思わず反省したりして。
撮影のほうは普通なら2日かけるべきところをスタジオの空き都合で1日で。馴染みのチームが終結しての撮影は賑やかで楽しいんだけど、いかんせんちょっとカット数多過ぎたかな。自分で撮影するわけでもないのに立ち会いディレクションってなんであんなに体力使うんだろう? あれかな、カット毎にその写真のデータ名として付けてもらう画像番号をカメラマンに伝える時に、律儀に3の倍数の時にアホになったりしてたからだろうか?
オリエン×2


某百貨店にて、季刊の食品広告媒体と、スポット発行の8頁モノのカタログの商品オリエン。各売り場ご担当者さんから説明を受けた商品、2媒体あわせて106点。先月のプレオリエンとラフデザインまでの段階でかなりの精度で商品傾向や掲載数、デザインやスタイリングの方向性等は既に決まっているものの、商品の実物にお目にかかり、最終的にそれぞれをどうレイアウトしていくかは今日のオリエンの進行の中でリアルタイムで決めていく感じになります。若干の掲載数の調整も含め。「ヒザワさんこのスペースにあともうひとつなんとか入らない?」「うーん、ひとつならなんとか…」みたいなやりとりになるワケですね。逆にせっかくご用意いただいたのに今日になってボツになる商品もある、ということです。色んな思惑の絡む部分でもあるんで本当は商品選定ってデリケートな話しなんでしょうけど、僕らは屈託もなく、「納まりが悪いから」という理由で数を絞ったり、同じくくりの中でひとつだけテイストが浮いているからとかいう理由で差し替えをお願いをしたりもします。売り場ご担当者さんに「ええー、うそーん」みたいなお顔されると思わずココロが揺れてしまったりして(笑)。本当は希望されるがままに何でも入れてしまうほうが楽なんですけど、いいデザインの誌面に仕上げ、結果、クライアントさんとお客さんのいいコミュニケーションをつくるのが僕らの仕事ですもん。
3年くらい前に百貨店の仕事に初参戦した時はオリエン時の品数の多さに頭の中がテンヤワンヤになったものですが、経験とは偉大なもので、もう今僕の頭の中には、今回の100余点の商品どれを何頁のどの位置にどんなスタイリングを施してレイアウトするのか完璧にインプットされています―――ごめんなさい嘘を書きました。本当はオリエン後、スタイリストさんとライターさんとプロデューサーさんと僕とで「ここに入るの何だっけ?」的な話しを資料見ながら2時間ほどやってようやく整理しました。午前中から始まったオリエン、その後の打ち合わせまでひと通り終わったのが5時過ぎ。その後事務所に戻って、別件のカタログの校正の戻しを代理店さんから受け取り説明を受けるも、こちら既に一日分の思考能力を消費済みで話しが全然頭に入らず、簡単な説明に対して「はい?」とか連発。3の倍数を数えてる時の世界のナベアツ並みにアホになってました。


iPhone来ず(追記:と思ったら来た)
ドコモ、ソフトバンク、auと携帯端末の夏モデルが発表されましたね。
今回の発表で、3G対応したiPhoneがどこかから出て来るんじゃないかという説が、極めて信頼性の低い(低いんかい)情報筋から流れてきてまして密かに注目してたんですけど来ませんでしたねー。
しかもインターフェイスデザインにも微妙な変更が加わるのではないかという話しもあってそっちも注目してたんですが。



新型iPhoneの想像図つくってみたです。(アップルって発表会でこの手のジョークやってますよね)

どうもキャリアはソフトバンクになるのではという説もあるようですけど、ドコモユーザーの僕はその場合どうしましょうか。ひとたまりもなくナンバーポータビリティ制度を駆使してしまいそうな予感も。ま、仮にiPhoneが日本で発売されたからってたぶん世の中全体としてはたいした騒ぎになりゃしないんでしょうけど、僕の回りには「ひとたまりもない人々」が多そうだなあ。

※追記(6/4)

来ましたね、ソフトバンク。

追加注文
アバクロのシャツを数枚、追加オーダーしました。僕前回、価格と送料しかかからないような書き方をしてしまったんですが、後日FedExからしっかり1,500円の関税が来ました。でも変だなあ、そんな表示あったっけと思い、今回は注意しながらオーダー。最後の最後、「購入します」的なやつをポチっとした時に出てきました。確かに前回もありましたねこの表示。



「I understand that recipient of this order will be responsible for any import duties and taxes charged by recipient's country.」

……言おうとしてることはなんとなく。
心配なんで「Yahoo! 翻訳」にコピペしてみましょう。

「私はこの命令のその受取人がどんな輸入税にでも対して責任があるそして税が受取人の国によって料金を請求したと思います。」

…ヤフーが馬鹿なのか僕が馬鹿なのか。余計わかんなくなりました。

Excite翻訳でも試してみましょうか。

「私は、このオーダーの受取人は受取人の国によって請求されたどんな輸入関税と税金にも責任があるのを理解しています。」

おー完璧、さすが一日の長がありますなExciteは。(※通常のアバクロのサイトだと日本語対応してるらしいです。これボーイズ・サイズのサイト(泣)です)
しかしどんな輸入関税と税金にも責任があるのはわかったとして、それがナンボになるのかは請求がくるまで判らないものなんでしょうか、それとも誰か「係りの人」に聞くと判るものなんだろうか。
こういうのはもう経験ですね何事も。代理店のi氏は、欲しい物必要な物があるととりあえずeBay(ヤフオクの世界版みたいやつですね)で探し、他の購入手段と比較してeBayのほうが安ければそちらで買い、外国の出品者と直接メールでやりとりしているという。リスクはないのですかと問うと、無論なくはないがリスクを勘案すること自体がナレッジになってくるし何より面白い、と言う。きっとその辺はネット文化の良い面なんでしょうから、僕も少しトライしてみてもいいかも知れないですね。
なんせアレですから僕の場合、オークションの経験さえ一度だけ、で落札したのが……



これかい。