デザインの現場から。と言いつつほぼデジカメの噺。
by MASANOBU HIZAWA(アートディレクター/グラフィックデザイナー)
http://www.neelmartin.com/
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いつかふたたびのモンブラン


今年もまた、来年の手帳を買う季節になりました。
また同じのを買ってしまった。
いい感じのやつが色々と出てるんですが、散々迷った挙げ句に結局同じやつを選んでしまうという、どっかの証券会社のCFみたいなことに。

手帳は浮気せず同じのを使ってるんですが、手帳に挟んで持ち歩くペンについてはなかなか定まらない。
最近はPILOTのHI-TECという水性ボールペンを使ってるんですが、できれば使い捨てのやつより末永く愛用できるようなのがいいなあ。モンブランとか。
実は昔はモンブランのボールペン使ってましてね。大学の卒業制作が最優秀賞に選ばれて記念に名前入りのモンブランを学校から頂いたんです。嬉しいやら自慢したいやらで就職してからさっそくいつも鞄に入れて使ってたんですが…… 忘れもしない社会人3年目の夏に無くしてしまいまして。客先かどこかに忘れたんでしょうね。僕は物にはあまり執着しないタイプですが、あの時は学校に申し訳なくて、さすがにしばらく落ち込みました。
それ以来も、ペンってちょいちょい無くなるんですよねえ。
親しい友人のKは、打ち合わせの場などで、ペンとかライター等はテーブルの一番手近な位置にあるやつを(誰の物であるかは問題とせずに)手に取り、使い、そして自分の胸ポケットに収める、というのが一連の動作として習性になっている。その度に持ち主が、視線は机上の書類に向けたままで、それ俺の俺の、と事務的に軽くツっ込み、Kもあくまで議題に集中したままで返してよこすという定番のシーンが繰り返される。もちろんKに人の物を盗もうなんて意識はまるでなく、自然な流れでそうなるのである(会議をICレコーダで録音しておいて音声だけ聞き直したら面白いと思う。仕事の会話の中で5分に一度くらい、俺の俺の、という淡々とした声が前後の脈絡なく挿入されていることになる)。世の中そういう人も多いし僕も僕でそそっかしいし、大事な記念品を無くしてしまったトラウマもあるし、持ち歩き用にあまり大事なペンを使うのはよしたほうがいいのかもしれませんね。
でもいつかまたモンブランが欲しいなあ。今日も手帳を買った文具店で、トランペットを欲しがる黒人の少年のようにガラスケースに両手を押し当てて、しばしモンブランの新作のファインライナーを眺めてきました。買いませんでしたけどね。
それでも事務所への帰り道、やっぱり欲しくなって、いや実はですな、買ってしまったんですよモンブラン。



お後がよろしいようで。
Movieな週末【ネタバレ】
【ネタバレありです】
おとつい土曜の晩から日曜にかけて久しぶりにレンタルDVD漬け。
観たかったのに観れてなかったやつを一挙に。シアワセ。






「ディパーテッド」
リメイク元の「インファナル・アフェア」が面白かったのでこっちも観てみたんですが、かなり忠実なリメイクでしたね。だったら別に作り直すことなくね? という元も子もない素朴な疑問もあったりして。
これ、何ケ月か前の撮影立ち合いの仕事の時にスタジオの休憩室で話題になりましてね、スタイリストさんがヒザワさんディパーテッド観た?って聞くから、いやまだ、と答えたんですよ。そしたら「観たほうがいいわよ面白いわよ。でもラストは残酷よー、どっちも撃たれて死んじゃうんだから」

オチ言うなあ!
という事で、「インファナル--」のほうは観てたし思いっきりラストのネタバラシされたしで、この先どうなるのといった緊張感のまるで無いままに粛々と見終えました。
面白かったけど「インファナル--」のほうが好きかなあ僕は。

「ダイ・ハード4.0」
なんでこんな目に合うんだよう、というヘタレ感がなくって寂しかったなー。アクションがスタイリッシュ過ぎるしCGだし。本来、なんかえらい事になってる場面なのに場内の観客からは何故かちょっと笑いが起こる、みたいなのがジョン・マクレーンの本懐でしょうが。さあ来いとか言いながら戦闘機に立ち向かっていっちゃ駄目ですよ。
前回を上回る見せ場やアクションを……という物理的なエスカレートへの呪縛なんですかね。その点、前に観た「007 カジノ・ロワイヤル」は凄く良かったんだよなあ。エスカレートは潔く捨てて、どっかから飛び降りるとかすごいメカが登場するとかに頼らず、あくまで世界観を大事にしてて。ああいう「持ち味」への回帰を、ぜひ「5.0」で頼みます。

「デジャヴ」
デンゼル・ワシントンが好きなので。でもアリャリャ…という感じのお話しでした。「マイノリティ・リポート」の逆バージョンとでも言えばいいんでしょうか、過去に戻って、この先に起こる事故を防ごう、という。こういうタイムスリップ系の話しはどうしたってパラドックスに勝てないんだから、変にもっともらしい設定にしようとする小細工しなきゃいいのに。

なんだか近年のハリウッドの悪い面が出てるやつばっかし観た感じだったので、ここはひとつ、重厚なやつで締めましょうってんで、

「バベル」。
あまりにも頭を使わない作品を3本観た後だったんで、わたくし若干アホになってたと思われ。はたして理解できたのかどうか……。
楽しい映画ではないですけど、後味は悪くなかったです。描かれてゆく愚かさの中で、優しい、いいシーンがいくつか(撃たれて苦しむケイトさんに無言で煙草をくわえさせる村のお婆さん。ブラピが差し出すお金を受け取らぬ村の男。ラストシーンの役所さん)。
いずれにしてもダイハード観た後にバベル観ちゃ駄目かも。ガムがまだ口に中に残ってるのに、おでん食べちゃったよ、みたいな。
スクリーンプレイ
昨日、英語教材について触れたついでに。
結局のところ英語に限らず何かを身につけようと思ったら、楽して到達できる魔法の近道なんざないんですよね。「食事制限も運動も無しで、みるみる減量!」みたいな怪しいダイエット商品の広告を見るたびにバッカじゃねーの、そんなもんに食いつく奴がいると思ってんのかいと一蹴してるくせに、「聞き流すだけで英語が上達!」とか「読むだけでドライバーの飛距離が20ヤードUP!」とかいうキャッチコピーを見かけると、ほんまか、と、思わず食いつきそうになってるアタクシ。どうしたもんでしょうか。
キャッチコピーに引っかかったわけではないんですが、前に「スクリーンプレイ」というシリーズの本を買ったことがあります。



映画の台詞を全部書き出して、日本語対訳が併記してあるというやつですね。今は英語・日本語の字幕が見れるDVDが多いですけど、映画の字幕の日本語ってのは意訳が激しいから対訳として機能しない場合が多いし、そもそも英文和文を両方いっぺんには見れないですから学習用途とするには若干しんどい。その点この「スクリーンプレイ」は、解説付きでじっくり対訳を学べるというわけで、なかなかの優れものかなと思います。



ではさっそく久しぶりに「ダイ・ハード」のスクリーンプレイでも読んでみましょうか。マクレーン警部補のエスプリの効いた会話を学んでおけば、昨日書いたみたいな旅先のバーなんかでも、より知的で、文化度の高いコミュニケーションが図れることでしょう。

McCLANE : Shit! I'll fuckin' kill you!
マクレーン : くそったれ、ぶっ殺してやる。

POWELL : (screams) Goddamn it!
パウエル : (叫ぶ)こんちくしょう。

McCLANE : Motherfuckre! I'll fuckin' cook you and I'll fuckin' eat you!
マクレーン : この野郎。きさまを煮てやる、そして喰ってやる。

こんな会話学んで僕にどうしろってんですか。
みなさんは、最初から知的で文化度の高い映画を選ぶようにしてください。
ハングリーフォーワーズ
今週は、お仕事の密度がいい案配。普通に働いて電車のあるうちに帰る、という健全なパターン。いつもこのくらいだといいんだけどなあ。
ヒマなのも怖いけどあんまり集中するのもしんどいですもんね。まあ皆さん似たようなこと考えてるんでしょうけど。

多少余裕があったので、朝、スタバで買って来たコーヒー飲みながらメールソフトに溜まった「ハングリーフォーワーズ」を片付ける。何かと言いますと、1日にひとつ、英単語をメールしてくれるというサービスで、単語をクリックするとブラウザが立ち上がって、単語と例文のネイティブの発音も聴けるというやつで、なんといっても無料(広告掲載料で成り立ってるんでしょうね)。これなら僕でも続きそうだと思って数ヶ月前から始めてみました。いつくかコースがあって、僕は「旅行コース」「グルメコース」「TOEICコース」を選んだんだけどTOEICコースは僕には難しすぎて早々に挫折。残りふたつも忙しいとついついサボッて溜めてしまう(わずか1〜2分のことなのにねー)。



無料なんで文句言いませんが、結構ツッ込みどころの多いサービスです。今日の旅行コースの英単語は「one-way」。うん、「一方通行」くらい僕でもわかるぞ。例文は“Be careful, we are going the wrong way down a one-way street.” 和訳は、「気をつけろ。我々は一方通行の道を逆走しているのだから」。

旅行中のどんな状況なんですかそれは。そんな英語を覚えておくより逆走しないように心掛けるほうがいいと思う。

情けないですが英語は中学2年くらいで止まってしまっていますね僕は。ここ数年、きちんと毎年海外に休暇に行ってますが、現地では飲食の注文や電車の切符買ったりするくらいでいっぱいいっぱい。相手に普通に話されるともう、こちらは穏やかな微笑みを浮かべ続けるしかない感じで、例えば去年のスウェーデンでもホテルのバーで格好よく一杯やろうとしてバーテンさんを困らせている。
「日本からか?」
「はい」
「私の兄は、以前日本にいたことがあるのだ」
「おお、それは素敵です」
「音楽の仕事をしていたのだ」
「本当か、それは素敵です」
「彼はÅ¢∂√×?÷☆※£×※なのだ」
「…ああ、それは素敵です」
「日本はいい国だと思うよ」
「あなたはわたしの嬉しいを作りました」
「スウェーデンもいい国だけどね」
「あなたはそれを再び言うことが可能です」
「兄は、日本の食べ物はおいしいと言っていた」
「ああ、それは素敵です」
「日本の£×※*Å★は、Å¢∂√×?÷☆※£×※*Åで★÷≒∂√×?÷なのか?」
「うあ、それは素敵です」
「Å¢∂√×?÷☆※£×※*Åで★÷≒∂√×?÷なのか?」
「…アーハー?」
「本当に?」
「…ンーフー?」
「………ウイスキー、お替わりは?」
「はい、ください。ありがとう」
「ソーダ水、入れるか?」
「はい、ください。ありがとう」
「ロックにするか?」
「はい、ください」
「どっちだよ」
「わたしは好むロック」
「ピーナッツ食うか?」
「はい、ください。ありがとう」
「ところで、Å¢∂√×?÷☆※£×※*Åで★÷≒∂√×?÷か?」
「ああ、それは素敵です」

たぶん、バーテンさんは、この日本人はひとりで静かに飲みたいんだろうなと思ったのでしょう、それ以上話しかけてきませんでした。
このレベルで色々やってみるのも、ささいな事で必要以上の達成感が味わえて面白いのだけど、英語ができればもっとコミュニケーションが図れるのも確かだ。よし、ハングリーフォーワーズの「旅行コース」、もう一語やっておくか。
“If you go into the jungle you will need to cover your skin so you don't get bitten by the mosquitoes at night.” 「ジャングルに行くなら皮膚を覆って、夜蚊に刺されないようにしなさい」。

だからどんな状況だっての。
4年総額…
午後、月島のスタジオショップ(“セットショップ”からいつ名前変わったの?)で、次の撮影で使うデコラ板を選ぶ。月島から隅田川越しに聖路加タワー方向をパチリ。



なんか芸の無い写真だなあ。これだけしょっちゅう色んなカメラマンさんの撮影に立ち会ってるんだから、スナップとはいえ自身の写真ももう少し上達さすことを考えてもいいんではなかろうか、デジカメの設定ももっぱら全部「オート」のまんまだし。などと帰途の地下鉄でサイバーショットのファインダーで自分の撮った写真見ながら考えてて、有楽町で乗り換えるべく地上に出たらビックカメラが目に入ったもんで、何気なくデジカメ売り場へ。「GR DIGITAL」の新型が出るんですね。あんまし詳しくないんですが味わい深いカメラらしくデザイナーの所持率高いんですよねコレ。良さげなんだけどどーなんだろ。いわゆるコンデジはコンデジだしなあ、でもゴッツい一眼は普段持ち歩くにはどうかなあとも思うし。

夕方遅く、会計事務所さんが今期の決算書を持って来る。僕も会計士さんも野球好きなもんで、フリーエージェント動向の話しになる。カブスが福留に4年総額で60億出すらしいという話しの後だと、新井の4年総額10億がなんかリーズナブルに聞こえちゃうのが怖いよねなどと話していて、会計士さんがウチの過去4年分の売上実績もプリントアウトして持って来てくれてたので参考までに聞いてみた「ちなみにウチは、4年総額でナンボ?」。
会計士の顔が、これから患者に病状の深刻さを告知するドクターみたいになった。
「よしましょうよ社長、空しいから」
いやこっちだって冗談で聞いたんだってば。こらこら顔をそむけるな顔を。
なにゆえ私に小倉優子を


amazonにログインすると「あなたへのおすすめ商品」としてアマゾンさんがいろんな提案をしてくる。amazonで物を買う、というのを僕は今年になって初めてやってみて、これまでに本を数冊、DVDやCDを数枚、あとは日用雑貨(先日紹介した留守番電話機のジョセフィーヌもamazonでした)いくつか、というまだまだライトユーザーです。どうやらアマゾンさんは、そのわずかな購入履歴や検索履歴から「おすすめ商品」を考えてくれているらしい。春に北欧デザインに関する本を買ったもんだから、それ関連で北欧についての本やDVDを勧めてくれたりする。ご苦労なことだ。
そのアマゾンさんが突如として「ゆうこりんといっしょ♪ 優遊星のゆうこりん」というDVDをやたら勧めてくるようになった。わ、わたくしが一体なにを?
どうやら先日ゴルフの本を物色した時に「小倉優子でも100を切るゴルフ」を幾度かクリックしていたらしい。それでアマゾンさんは思ったんでしょうね、「ああ、この人は本当に小倉優子が好きなんだなあ」と。
だからと言って勧めるに事欠いて「ゆうこりんといっしょ♪ 優遊星のゆうこりん」はいかがなものか。思わず買ってしまったらどうするんですか(そっちの心配かい)。
いずれにしてもたった数点のお買い物でその人となりを見極めようとしている事自体が甘いんじゃないでしょうか。人間ってもっと複雑なもんだと思いませんかアマゾンさん。もっと長い年月のおつきあいを経て相互理解を深めた上で的を射たおすすめをもってきてくれたらこっちも「おおっ」てなるのに。
同様にiTunesが、最近僕にしきりに「リア・ディゾン」の曲を勧めるようになった。わ、わたくしが一体なにを? iTunesさん、当方の言動の何をもってしてそのようなご判断をされておられるのか、参考までに教えてもらえません?
て言うか小倉優子にリア・ディゾンでしょ。どんだけアイドル好きなんですか僕は?
異種混合の週末
木曜にPC機器製品パッケージデザイン用の写真撮影に立ち会い、金曜日は某デパートの地下スタジオにこもって終日、隔月発行の食品媒体の撮影に立ち会う。



今年もまたこういう画の登場する季節になりました。毎回、チャーターした赤帽のトラックに食器その他荷物満載で登場するスタイリストチーム。今回はいつにも増して大荷物。
うわあ〜大荷物だねえ…って僕がそれだけの品物が必要なデザインを起こすからですわな。僕らデザイナーが「このカット背景ちょっと寂しいなあ。ツリーでも置いとくかあ…」くらいのノリでデザイン起こしちゃったりしても(イヤしてませんけどねそんな事は)、スタイリストさんは実際にそれを手配して持って来なきゃならないんですからそれ考えると若干ビビります。こんど試しに「アフリカ象」とかをデザインに盛り込んでみよう。きっと連れてきてくれるに違いない。 オイ。



右の、エライみやびな箱に入ったシャンパン、「KRUG(クリュッグ)」。最近「きてる」シャンパンらしく商品担当者さんに言わせますと「ドンペリみたくホストクラブっぽくない高級シャンパン」だそうです。
……わかるようなわからんような。

もろもろの撮影データをもらって帰り、今日はせっせとデザインに励む。PC機器パッケージと食品媒体。入れるコピーを取り違えたりしたらエライことになる。デパ地下食品リーフレットのローストビーフのコピーが“高速・軽量! 衝撃に強いアルミボディー!”。DVD-RAM機の商品パッケージに“肉汁たっぷり。厳選された和牛モモ肉を使用”。
おもしろいけど、売れないと思う。
けいざいナビ


先日取材にいらしたテレビ北海道「けいざいナビ」を収録したDVDが届きました(大庭先生ありがとう)。

さっそく見てみましょう。放送時間上の都合で弊社のシーンはカットとか、放送コード上の都合で僕の顔だけモザイクがかかってるとか(なんでじゃい)もあり得るしなあと思ってましたが、僕もちゃんと28秒間ほど出演をはたしておりました。
うーんやっぱりブラインド下ろしたのが勿体なかったなあ。まず明治通りを流れる車のテールランプにズームしておいて、そこから室内の我々にフォーカスが移る、みたいな感じが良かったなあ、などと勝手な絵づくりを妄想したりして。
滅多にない経験なんで面白かったです。ムーミンも喜んでおります。テレビ北海道撮影クルーの皆さん、ノースバイオ社大庭社長、有り難うございました。
Tokyo Designer's Week 2007


午後、神宮で開催中の東京デザイナーズウィークへ。えらい盛況で一般入場は1時間半待ちとかになってました。僕はデザインアソシエーションさんからVIP招待状なる大変アリガタイものを頂いていたので、サクッと中へ(ありがとうございました)。
会場に入り、ブログ用に1枚撮ろうかとおもむろにデジカメ構えたら「撮影禁止でーす」と警備員さんに叱られてしまいました。危なくつまみ出されそうになってるVIP。
思わずその瞬間にシャッター切ってしまって、撮影禁止でーす、の「でー」の口の形になってる警備員さんのアップが撮れて、後で見たら無茶苦茶おもしろい傑作だったのですが掲載は自重しときます。どうもすみませんでした。

展示は、年々面白くなってるように思います。「100% design tokyo」は一見の価値ありかと。個人的に興味を引いたのは、富士市の紙工場とデザイナーのコラボ「cuiora」や、手帳で有名な「KNOX」など“紙系”かな。
明日までやってますので、お近くの方は是非。
Leopard
Macの新OS「Leopard」が発売になりましたねー。良かったですねー(←棒読み)。
これまたしばらく導入は無理だろうなあ。ええ、Tigerのclassic環境をまだ捨てる訳にはいかないですから。自身の制作作業ではもうclassicは要らないんですけどね、もらうデータ、渡すデータ(特にイラレね)を考えると、classicでのチェックがまだたまに必要ですもんね。

でも良さ気だなあLeopard。
そもそもLeopardって名前がいいですね。以前にMac OSの名称が「パンサー」「タイガー」と徐々に凶暴になっている件についてブログで書いたんですよ僕。この先、「ライオン」「黒豹」とエスカレートしていくのか、あるいはいずれかのタイミングで「ラビット」「メリー」といった方向性に舵を切るのだろうか、と。
Leopard。いいのが残ってましたね。



AppleのwebサイトでLeopardの解説ムービーが観れます。アップルストアのスタッフが出演してます。iPod touchの解説ムービー観た時にも感じたんですが、実になんとも言えないいい雰囲気なんですよ。素人の日本人が日本語で語ってるだけなのに、いかにも「アメリカのメーカーの日本法人」というブランド感が漂っているのは何故なんだろう? このあたりがAppleのウマいとこだなあと思いますね。ムービーに限らず通常のテキスト文にも(たぶん日本語オリジナルで書かれた文章であるにもかかわらず)英文からの「翻訳感」みたいなのが漂ってる。ま、「Appleのウマいとこ」と言いつつ、アタクシ達はそれにまんまと乗せられてるワケですが(笑)。
Leopard、しばらく買わないだろうから、今度Appleストアでいじってみようっと。