デザインの現場から。と言いつつほぼデジカメの噺。
by MASANOBU HIZAWA(アートディレクター/グラフィックデザイナー)
http://www.neelmartin.com/
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メモリ増設


「今日の夕方6時くらいって事務所にいますか? ちょっと寄りたいのですが」というお客さんからの連絡が昼間に2件あり、来訪が重なってしまっては申し訳ないなと思ったんだけど、ま、どっちかが適当に遅くなるだろうとタカくくってたら今日に限って二人とも6時ちょうどに来そうになったもんで慌てて一人に時間ずらしてもらったりする一日。月末に向けて入稿がラッシュ。うちひとつはご新規さんなもので若干神経使ってます。でも新たな仕事がいただけるってのは嬉しいことですね。ありがたやありがたや。

さて昨秋に買ったG5、購入時にもメモリ増設はしていたんですが8つあるメモリースロットのうちまだ2つ空きがあったので、機会を見て更なる増設をしようと前から思ってまして、Multi-Bitsで安いのがあったので先日注文し、今日、届いた1GBのやつ2枚、突っ込んでみました。
Illustrator、Photoshop、Bridge、あとSafariにMailといったアプリがほとんど立ち上げっぱなしになるもんで(その上iTunesで音楽かけたりしてるワケですからそりゃ酷使してますわね)、Photoshopで大きい画像のコピーを繰り返したりしてると、アプリの切り替え時にたまにG5と言えども動きが重く感じることがあったんです。僕の場合、画像はレイヤ満載のPSDデータのままでIllustratorに配置して作業を続け、最終OKが出てからEPS変換するというやり方が多いので(画像そのものの作成やレタッチ、CG加工もすることが多いから、その変更や修正も多い、ということですね)、むやみに重いPSDファイルを配置しまくったIllustrator相手の仕事になることが多い。なもんでメモリはあるだけあったほうがいいのです。今回の増設は効果てきめん。よりサクサクになった感じ。うーむそうなってくるとスロットのメモリ、全部1GBのに差し替えてみたくなってくるなあ。あるいはCS3にアップグレードすれば、更なる効率化も図れたりするんだろうか。実は今日もTooの人がCS3のセミナーやるからどうぞとチラシ持って来たんですよねー。アプリケーションのアップグレードって、新機能のアナウンスを読むだけじゃなかなか実感がわからないことが多く、自分で使ってみて初めてわかる部分が多いんですよね。例えばCS2のIllustratorは、Distiller不要で一発でPDFへの書き出しが(配置画像の種類を問わず)できるという大きな新機能があるんだけども、重い画像はストライプ状に分割されてしまって白い横線が入ってしまうというバグがあるもんで、一度画像を埋め込むというひと手間が必要なんだけどもその辺は解消されてるのだろうか?

以前、CS2をCS3にするには僕の場合まずPower Mac G5をintel入りのMac Proに買い替えなきゃなあ、ということを書いたんですが厳密にはそれは間違いでして、CS3からはintelに最適化されているというだけでPower Macでも動くことは動くんですね。どなたかPower Mac G5でCS3入れたよ、という方います? CS2と比べてパフォーマンスが落ちるなんてコトはないですか? ぜひ感想教えてください。
…自分でやってみて皆に感想教えればいいではないかという至極もっともなご意見は決して僕の耳には聞こえませんのでご了承くださいまし。
ヒルメシの問題


都内某所スタジオでブツ撮り立ち会い。初めて行くスタジオで、都心なんだけど普段あまり行くことがなく、最寄り駅も利用した記憶がない(ふたつみっつあるのよねそういう駅が。都心にも)ので土地勘のないゾーンにある。約束の時間は午後1時。
こういうケースではいつも迷う。昼メシを目的地側で食べるか、それともオフィス近辺で食べてから行くかー。……えらい小さい悩みです。
美味しいランチ・スポットの新規開拓は楽しいことなんだけど(仕事で出掛けるんであってもささやかに楽しみが増えますしね)、目的地の駅からスタジオまでの間にまともなランチ・スポットが無いという可能性もあるわけでして。以前、高輪あたりの某所に同じようなケースで出掛けた時に、普通に昼ご飯食べれそうな店が見つからず、しょうがないから有閑マダム御用達みたいなイタリアンの店に入ったら料理出て来るまで30分待たされたあげく(その時点でアポ10分前)、前菜のサラダの小さ〜い皿からひとつひとつ順番にちんたらちんたら時速0.5キロくらいの歩みで(何故か微笑みながら)持って来るもんで、もう早よ全部持って来てーとお願いしてデザート含む全メニューをフォークでいっぺんにかき込んで口いっぱいにほおばったままオヒホーハマエヒタ(ごちそうさまでした)と言いながら店を飛び出るというお行儀の悪いことをしてしまったこともあるしなあ。
ということで今日は安全策で恵比寿で蕎麦食べてから電車に乗る。目的の駅で降りて、激しく後悔。韓国料理店、和風定食屋、中華、ファミレスと良さげな店が選り取りみどりでした。
働くオトコにとってやはりヒルメシの問題というのは重要なのです。次回のリベンジ固く誓って、スタジオ入りする僕でした。
覆水盆に返らずとは言うけれど



野球ネタ連投すいません。
公立校が優勝ってのがいいですね。監督は国語の先生。選手は地元の中学から来た子だけ。県を超えての選手集め無し。素晴らしい。

と、前置きした上で、

スポーツ終わった後に判定をグダグダ言うことほどダサイものはないです。
WBCのアメリカ戦の後も、負けて悔しいからっていつまでも誤審誤審言ってるメディアはみっともなかったし。

と、前置きした上で、

いやーそれでもあれがボールじゃピッチャーやってらんないですねえ、しっかりジャッジしてあげないと可哀想すぎる。ずっと見てた人いますか? 試合開始当初から一定したジャッジだったんならまだしょうがないんだけどこれ。
要するに何を言いたいかと言いますとですね、この広稜の野村君、「えへっ? おまえ冷蔵庫買うたんか?」とツッ込んでるチュートリアルの徳井に似てませんかとそういうことです。

なんですかそれ?
ミラクルプレー
プロ・スポーツには一生の間に幾度も見られないミラクルプレーってのがある。
ゴルフでの「アルバトロス(パー5を2打でカップイン。ホールインワンより稀で、僕はVTRですら見た事がない)」、サッカーでの「キックオフしてそのままゴール(カズが昔やりましたかね?)」。
そして野球。二遊間でトスしての1塁封殺。
若干マニアックな話しになりますが、これどういうプレーかと言いますと、

二遊間深くへのゴロにセカンドが追いつく…



しかしその状態から体勢を立て直して踏ん張って1塁に投げてももう間に合わないので、駆け寄ったショートにグラブトス…



ほいでショートが1塁で刺す。



とまあ、そういうプレーです。
これ、ボールの回りとしてはゲッツーと同じですから一見そんなに難しく思えないんだけど、これまで僕が目撃(VTR含め)したのはこの画像の中日の井端・荒木が昨年9月にやってのけた時と「ドカベン」で殿馬がやった時だけ。
なんでこれがゲッツーより稀なのかと言うと、ゲッツーをとる場合は二遊間はもともと2塁ベース寄りにシフトを取ってますし、また結果としてゲッツーが成立した場合は打球が早かったという条件も加わるんですね。
無走者の状態で二遊間へのゴロで1塁でひとつアウトを取る時、
1. 定位置にいたセカンドが早い打球に追いつけた場合は自分で投げても間に合うし、
2. 自分で投げても間に合わないような深い位置に飛んだ早い打球はそもそも捕れない。
3. 打球がハーフスピードで追いつけた場合でもトスを受けるショートの接近が間に合わない。その距離でボール回しても1塁は間に合わない。
要するにそれぞれ定位置にいたセカンドとショートが十分に接近できるだけ緩い打球が飛び、それにセカンドがギリで追いつけて、かつ神業みたいなトス回しができた時にしか完成しない幻のプレーなんです。
これまでプロが(それも名手、井端・荒木が)成立させたのを一度見たきりだったこのプレー、実は昨日の甲子園高校野球でひとつ成功したみたいですね。高校生すげー。スポーツを「観る側」としては、こういうミラクルプレーはホントに楽しい。
で、アマチュアは影響されてつい自分でやってみたくなるんですな。
ええ、草野球でセカンド守ることが多いアタクシ、以前練習の時にこの二遊間プレーを幾度か試したことが……。普通のゲッツーさえとったこともないくせに、てかもう動きが鈍くて普通のゴロをアウトにするのもあやういヘタクソのくせにたいがいにせーよって話しなんですけどね。
もう守備範囲が極度に狭いもんですから、ベース際に飛んだ打球なんかは追う意思すら示さないんですよアタシってばもう。定位置からほんの2mくらい2塁ベース寄りに行った当りを必死に捕って、やおら、まだ遥かかなたにいるショートに向かって、ボヨ〜ンと山なりの長〜いトスを上げるもんだからショートがびっくりするわけです。意味わからなくて「なにしてんですか?」とか言われてしまうという。それでも何度かやってるうちに企画意図はわかってくれたようなんだけど、3回目くらいで「…そんな位置なら自分で投げるほうが明らかに早くね?」と冷静に言い放たれてしまいました。
今週末から、草野球部にメンバー入りさせてもらってるクライアント某社が参加する秋期野球大会が始まるものでして、なんとかこのプレーを一度でも…と諦めも悪く企んでいる僕。
いや可能性は無いでは無いんですよ。つまり打者走者の足が極度に遅ければ……
低レベルな守備しかできないのであれば、相手により低レベルな走塁を求めるというこの姿勢、どうしたもんでしょうか。
夕日にあらず。


夕日? いえ朝日です(涙)。
木曜のうちに浦和の代理店さんに届けなくてはならないポスターのB3カンプ、木曜はバタバタしそうだったので水曜晩のうちに夜なべで仕上げ、明け方、一旦タクシーで家に戻って自分のクルマに乗り換えて高速とばして、まだ無人のビルに通用門から侵入してお届け。数時間後、代理店さんが出社するとドアの前にはカンプの入った包みが置いてあるという寸法。……サンタクロースみたいなデザイナーですな僕も。なにやってんだか。

ま、本当言うとなんとなく理由を作ってちょっとドライブしたい気分だったんです実のところ。こういう時間帯の首都高はどこか穏やかで楽しい。
ということで先日装着しましたETC、無事デビューです(やっぱ最初はビビッて、ゲートの前で時速7kmくらいまで減速してるアタクシ……)。無論、深夜割引適用であります。はっはっは、俺の147もいよいよ無敵だなこれで。「2号線の赤蛇野郎」と呼んでくんな、これからは。ま、その2号線でさっきも日産マーチにブチ抜かれたいささか根性に欠ける赤蛇ですけど。気にしません。大人ですもん。
間違いFAX、無情。
連日暑いですが、今日は昨夏渋谷のEZで買った長袖シャツで出勤。こう陽射しが強いとむしろ長袖のほうが楽な気がする、というのがひとつと、日曜に「オーシャンズ13」を観てブラピに影響されたというのがひとつ。

世の中夏休み真っ盛りみたいで電車も街も人が少ない。そんな中仕事に向かうというのはなかなかにしんどいものがありますね。駅には行楽のポスターがいっぱい貼ってある。見るな見るな。見ると気持ちがくじける。ネットを開けば「今から出掛ける夏休み」みたいなバナーが出現しやがる。見るな見るな。ブログの管理ページに行けばどこ行く?何する?夏休み!とかトラックバックのお題が出てる。知らん知らん。もう旅行とか夏休みとかそういう煩悩を頭から排除して仕事に励みましょう。
と、思ったところにFAXが2枚入る。えー、なになに……「海外旅行手配内容確認書」?「グアム」??「スパ&リゾート」??? え、うそうそ、僕にもそんな素敵な夏休みがあったんだっけ? それともどこかのクライアントさんが内緒でサプライズな休みを用意してくれたの!?

……………………。

結論から言うと「間違いFAX」だったんです。よりによって旅行会社からの。グアム旅行を申し込んだ人への内容確認と振り込み依頼のFAX。それが間違ってよりによって旅行への煩悩を消し去っていたアタクシのところへ。



そらムーミンも倒れるっちゅう話しですわ。

FAXをつかんだ両手をしばし震わせた後で、僕ぁもう「うあ゛ーーーー」と天を仰いで号泣しそうになりました。
河原かどこかで両手両足バタバタさせたくなりました。
放課後の校庭に忍び込んで白いラインひくやつでグラウンドいっぱいに「バカヤロー」とか書きたくなしました。
盗んだバイクで走り出したくなりました。
「金麦と待ってる〜」と叫びながら夕暮れの土手を駆けたくなりました。

勘弁してくれよAir ○○nkさん。なんちゅう残酷なもの間違ってよこすですか。
行っちゃいますよ僕がグアムに。本人になりすまして。
試合前の減量に苦しむボクサーにカツ丼見せるみたいな真似しないでください。意思弱いんですから、そうでなくても。
これからお休みになる方も…


これからお休みになる方も、そしてお目覚めの方も、時刻は4時29分になりました。
オハヨーゴザイマス、杉崎美香でーす。





・・・・普通であれば「誰が杉崎美香やねん」とか自分で突っ込むところなんでしょうけど、あまりのくだらなさにそんな気すらおきない。

そんなに忙しいってわけじゃないんですが「お盆前進行(自分のお盆でなくて、お客さんが休みに入る前にラフ見せるとか校正を戻すとか)」で、夜なべ。
そんな日に限って、日中には会計事務所が来たりしてました。うちみたいな個人経営企業であっても書類の準備はそこそこのルーティンワーク。午後イチに会計士が来る寸前に準備完了。夕方までミーティングと記帳に費やしてしまいました。うー、仕事を進めたいのにー。
「えー、今日これから徹夜なんですか? 大変ですね社長」
……あんたが今日来たからでしょうが。

でもこれも大事な仕事。6月〜7月分までの集計が終わる。9月決算だから今度会計事務所が来る時はもう年度末集計ということになるんですね。早いなあ。
ラストスパート、頑張りましょう。
カメラマンのお陰。
某百貨店地下2階、秘密基地のようなスタジオにこもって、隔月発行の食品媒体の撮影立ち会いの日。
夏真っ盛りだってのに、柿登場。誌面は秋のテイスト。き、季節感が……。



カメラマンさんがまた新しい機材を持ち込んで登場。テーブルの上がデジタルグッズでわっさわさになる。「カメラマンって買い物すきですよね」と言ったら「ンなことないよ別に」と否定してたけど、いーや、絶対機材買うの大好きですあんたたちは。



1. カメラマンA氏のMac book
2. その画像をデュアル表示するためのモニター(新登場)
3. ipod
4. その音を鳴らすためのスピーカー(新登場)
5. カメラマンB氏のMac book Pro
6. その画像をデュアル表示するためのモニター(新登場)

どんだけ〜、であります(使い方あってます?)。
僕の感覚から言うと、出張撮影なんですし、厳密に言えば、2. 4. 6. は無くてもそんなに支障なく仕事できますやん? 暑い中なにもそない山ほどいろんな箱を担いで来なくても……。ま多少譲って、Mac bookのディスプレイはProに比べれば弱いですから 2. はわからんでもないしチェックする側としては有り難いんですけどね。
「見て見て持ち歩き用にスピーカー買っちゃったよ。JBLなの」ってMac book本体にだってスピーカー一応付いてますやん。そのためのモバイルノートやん。

愚見ながらコレはアレですよ、車買いたての若い男の子がオートバックスとか用もなく行っても、ついアンテナとかウインカーレンズのカバーとかLEDで光る灰皿とか思わず買いたくなる現象と通ずるものがあると見ますねあたしゃ。
あはは。これを単なる物欲と見るなかれ。常に何かプラスしたいという好きな物事への飽くなき追求心。いやーいいことですって。そうでなくっちゃオトコノコたるもの幾つになっても。
ちなみに今日の撮影陣、ペンタブレットとCanonのモバイルプリンターも完備です。もう、ドラえもんみたいなカメラマン達です。お陰で僕は、その場でおおまかなレタッチも済ませたtiffデータを持ち帰ることができるし(僕が持っていくのはそれをもらうポータブルHDだけ(笑))、店舗への提出用の簡易プリントもその場で作ることができます。ありがたい! ビバ、機材増加!
いずれ彼等がスタジオに2トン・トラックとかで乗り付けるようになるのではという懸念が無いでもないのですが、僕としてはあくまでも歓迎します。
箇条書きで失礼


さきほど本日のブログを書いてアップロードしたのですが、サーバが混んでるとかで失敗し、慌ててブラウザの「戻る」を押したらテキストが消えていました。
たいした記事ではありませんでしたし書き直すのも面倒なので、以下、要点だけ箇条書きで書き直すことにしますね。

・いやー暑いですねー。
・土曜の夕方にクルマで出勤し、日曜の朝まで仕事してたんです。
・帰り道は早朝の都内ドライブを楽しんだです。エアコン切って、窓開けて。
・街路樹の緑の匂いが爽やかでした。
・でも街路樹の緑が爽やかとかそーゆーポエムな感慨は「早起き」して感じるべきだと思いません?
・「真夏の徹夜明け」に緑が爽やかとか書いてもなんかグッタリ感が……
・相変わらずだなあ僕も。
・はっはっは
・寝ます。
ウランバーナ遥か。


ご新規の某社製品パッケージデザインに取り組むここ数日。気づけばもう8月かー。
先週くらいから、色んなクライアントさんから「夏休みのご予定は?」と聞かれるようになりました。
ナツヤスミ? どこの国の風習なのかなそれは。なんてなコトを思うほど、僕はすっかりお盆休みという習慣がなくなってしまったなあ。以前デザイン会社に勤めていた頃は、3日間(土日絡めると5日間)くらいの休みは与えられて帰省してたりしたもんでしたが、独立してからはとんと無縁になってしまった。
最近は企業でも(会社としての)夏期休業を設定してない所が多いですもんね。社員別、あるいは部署別に、8月中旬の任意の期間に個々に休みをとる、というスタイルが多い。となりますとですね、僕らは常に複数のお客さんとなんやかやで仕事してますから、何日から何日まで居ません、というような休みの取り方は難しくなるわけです(ま、取ったっていいんでしょうけど。単なる貧乏性だという説もあったりして(汗))。僕らデザイナーに限らずカメラマン、スタイリストといったこの業界の人は聞いてみるとみんなそんな感じみたいですね。ここ数年、5月のG.Wにちゃんと休暇をとるようにしてるのはそのためで、G.Wだとだいたいどこもカレンダー通りに休みになりますから。で、僕の場合、一度いい休暇をとればその余韻がウヘヘヘヘヘヘと1年間くらい不気味に持続して幸せに過ごせてしまうという得なんだか損なんだかわからない性分であるというのも幸い(災い?)してますね。

ただまあアレですね、前に奥田英郎サンの「ウランバーナの森」という無茶苦茶面白い小説読んで思ったんですが(「ウランバーナ」というのはインド言葉の「盂蘭盆」、お盆の語源らしいてす)、この時期に日常からちょっと離れて色んなことに心静かに想い馳せるという風習にはちゃんと意味があるワケですね。休暇だ行楽だということでなくても、どこかでちょっとそんな時間を作ってみる、くらいのことはやってみようかな。

しかしあのう、某代理店さんね、確かに夏休みの予定聞かれて、特に取らないですよと僕は答えたですけどね、メールで送られて来た日程表、思いっきりお盆期間中に撮影と入稿もってくるっちゅうのは、どうなん?