デザインの現場から。と言いつつほぼデジカメの噺。
by MASANOBU HIZAWA(NEEL MARTIN DESIGN OFFICE)
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美味なたい焼きとUCR値の問題


駅からオフィスへの道中に昨年たい焼き屋がオープンしていて、たまーに買ってます。餡から自家製造してるだけあってベラボーに旨い。たい焼きに限らないけど出来合いの物をレンジであっためるのではなく、その場で焼きたてのやつをもらってホカホカ持って行くってのはなんとなくまっとうな喰いものという感じがしていいですね。そんな訳で本日新聞広告の入稿を済ませました(話しの流れがよくわかりませんが)。
パンフレット、カタログ、ポスター、雑誌広告、パッケージ、Webと色んな媒体のデザインをやってきてますが実は新聞広告は経験が少なくて、3年前にやった時は写真はポジ入稿だったし、おととしくらいにデータでやった時は白黒ページだったしで、新聞の完全データ入稿はカラーではたぶん初めてではなかろうか? 自分でも意外でしたが。
新聞の場合は入稿規定がいろいろ細かくて、特にカラー画像は少し面倒。例えばS新聞だとCMYKインクの総量上限が240%なんですね。photoshopのカラー設定で「新聞用」というCMYKのプリセットを選べば規定に沿った画像を作ること自体は簡単なんですが、元画像と見比べると色の深みがゴッソリと持っていかれてしまった感じで悲しくなります。とは言え新聞紙上で綺麗な写真を見かけることもある以上、そこが分解の腕の見せ所なのかなということでプリセット使わずに自力でやってみるかと思い、元画像に戻って自分でトーンカーブをいじって調整もしてみたんですが、いかんせん240%はキビし過ぎません?(ちなみにJapan Color 2001のUCR値は350%)。みんなどうしてるんだろう、と素朴に疑問に思った次第でして。カメラマンさんとかが色域にどんだけこだわっても、出力段階でのUCR値がそんなに狭いんじゃねえ。印刷する側にとってインクの多いデータが厄介なのはわかるんだけど、そこはひとつ、ガッツで乗り越えていただきたい。
そもそもにしてY新聞の入稿マニュアル見るとイラレのバージョンは10までになってるし、おしなべて新聞社のデジタル対応は遅れてる感じがしますね(ま、デジタル対応とインク量の問題とは本質的には別物ですけど)。
CSイラレの機能はバージョンダウン保存のできないものも多いので、新聞社や雑誌社がこんな調子ですと僕らはいつまでもCSの新機能を思う存分に使うことができないわけです。そこんとこ頼みますよひとつ。
通りすがりの者ですがコメントを勝手にしてしまってすみません。
製版屋で働いている者です。
Photoshopを使用し自動でUCRを下げられるアクションを作ったのですが新聞など240%以下となると難しいようです。雑誌など320%であれば色味をかえずに濃度を下げられるのですが。。
新聞には新聞用に色調整をしなければならないのが現状のようです。


ロロトマシ | 2010/05/26 16:35
画像屋さま>

色々心配してたのですが仕上がりは綺麗で安心しましたよ。直で送り、ではなく校正も一度とれましたし。
新聞は経験が乏しかったもので、今回色々勉強になりましたです。
しかしあの入稿マニュアルはいただけませんなあ。
ヒザワマサノブ | 2008/02/28 11:19
こんにちは。古いネタほじくりですが。。。

これ直で送りということですよね。新聞はホント困ったもんです。

たぶんフォトショのオマケの新聞用でドテンしたママでソコソコいけるかと思うんですが、どうしても心配な場合は一度サービスショップで校正してみてはいかがでしょう?1回やって安心すれば今後は必要ないと思いますんで。

新聞社は業界として3〜4年前に印刷機を一斉に入れ替えたんで、あの日経ですらマトモになりましたよ(笑)。

イラレのバージョンは電話で確認した方がいいです。入校マニュアルは時計が止まったまま放置されてたりしますから。

新聞社が一番顕著ですけど、スポンサーにゴマ擦るのは得意でも、スポンサー代理で原稿作ってる方には異様に高ビーで冷たいですからホント困ったもんですね。
画像屋 | 2008/02/26 19:29
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