デザインの現場から。と言いつつほぼデジカメの噺。
by MASANOBU HIZAWA(アートディレクター/グラフィックデザイナー)
http://www.neelmartin.com/
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計3.4リットル
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日曜は1年ぶりの野球。
クライアントさんC社の野球部に、C社と仕事付き合いのあったデザイン会社にかつて僕が勤めていた頃からメンバー登録してもらってるという立場なので、もう長年充分楽しませてもらったしいい加減自社の新入社員さんとかを中心にした新たなチームにしていくべき、と思っていて、というのは表向きの理由で、本当は自分が真夏に本気で野球するには色々な意味でヤバイ感じになってるのを(泣)四十路に入って自覚しつつあったので、もう今年は公式大会での試合参加は遠慮するつもりだったのですが、チームメイトから「22日の試合、骨折が直ったばかりの者、フルイニンング出場が危険な年齢の者、肩痛持ちなどがいて心配なので是非来てくれ」とメールをもらい、相変わらずなんちゅう満身創痍なチームやねんと大笑いした後で思わず行くと返事を打ってしまったのでした。

前夜、スパイクを磨きグローブにオイル塗って仕度してる時は、スナイパー稼業を辞めた男が「フッ…もう殺しはやらぬと誓ったはずが…」とか言いながらニヒルな笑み浮かべつつライフルの手入れしてるみたいなある種の高揚があったのだけど、テレビつけて明日の予想最高気温35℃とか言われた途端にニヒルな笑みも引きつり一気にテンションが下がる。やった事ある方はおわかりだと思いますが、気温35℃だと照り返しに覆われるグラウンドの体感気温は40℃以上になります。熱中症対策に、1.9リットルの保冷水筒に氷水を満たしたのをひとつ、他にアミノバイタルウォーター0.5リットルの水筒とアクエリアスの1リットルのペットボトルを用意。加えて塩飴とかアイスノンとかをスポーツバッグに詰めていくうちになんだかこれから過酷な戦地におもむく兵士のような悲壮感が漂いはじめ、「父上様、母上様…」から始まる手紙を書いておいたほうがいいのではなかろうかとか思ってしまった。

幸いにも手入れの行き届いたグラウンドで水撒きも充分に行われ、直射日光は避けられる屋根付きのベンチ、シャワー完備のクラブハウスもあったので暑さ対策的にはことなきを得ましたが、やはりプレイにおいては「イメージの自分」と「現実の自分」との幽体離脱ぶりが激しさを増していて、セカンドを守ったんだけど、よっしゃ3バウンド目でさばけると思った二遊間のゴロに対し、イメージでは、片膝つくように滑り込み→左腕伸ばして捕球→右脚ふんばって送球、という流れになるはずが、現実には土下座するように倒れ込み→視界が地面→青空と切り替わり→相手ベンチ大喜び、という図式になりました。なにがどうなったのか自分でもわかってないのですが、非情であれなんであれ現実は現実として受け入れるべし、という悟りだけは再確認した夏の一日。
来季構想
日曜、ノンビリと(?)仕事。なので、「助けない助っ人」として部員登録してもらっているC社の草野球チームがエントリーした秋季大会の初戦には参加できず。
僕は来週のトーナメント2回戦からコンディションも万全に参加することにしましょう。

チームメイトからメールが来ました。試合結果の報告かな?
はっはっは、僕がいなくても、仲間達が初戦など軽く勝ち抜いてくれているのは分かっているのに律儀なことです。



ぅおーい!!

なにもせぬまま終わってしまった今季公式日程。
やはり「さすらいのポテンヒッター」「ひ弱な鉄人」の異名を欲しいままにした私が行かねばならなかったのだろうか……。
いや僕が加わってれば、3対13どころか1対20とかで負けてた予感。

なにしろチームの「少子高齢化」が予断を許さない状況にまで達している。だいたいにしてチームの中心メンバーの顔ぶれが10年くらい変わっていないから、その平均年齢はもはや「阪神の下柳」より高い。
かつては試合前は、円陣を組んで「声出し」などもやっていたのです。

キャプテン「っしゃ勝つぞオラァーッ!」
一同「っしゃあああ!」

ここ数年はもう、一応円陣は組むのだけど、

キャプテン「えー、それじゃ今日もね、ひとつケガの無いようにがんばりましょう」
一同「はいはいー」

とてもこれから闘いに挑む男達のテンションと思えないのどかな雰囲気。
C社におかれましては新人選手の獲得に全社を挙げて取り組んでいただきたく。もう男性新入社員で野球経験者(高校野球とまでは言いません。僕みたいに小学校4年時のクラブ活動経験だけでも全然OK)は強制入部とか。頼みますよ一部上場企業なんだしそのくらいの条件かけても大丈夫でしょう。で、来季は星野サンあたりに監督に来てもらえば(来るわけない)きっとそれなりに……。
メリハリ効き過ぎ
今日明日と、某所スタジオにて商品撮影立ち会い。
撮影中の待ち時間の話題はいつもは野球ネタの多いH野カメラマン、今日は最近になって再び始めたというゴルフの話しが多い。ドライバーも新調したとやらで。



本日の撮影、商品が多彩だったのでセットチェンジが多く、なんとか本日分の目安を撮り終えた時点ですっかり夜も更け。H野カメラマンが誰かと電話してる。どうやらこれから新調したドライバーの試打に葛西の練習場に行くのでゴルフ仲間を招集してるようだ。クラブはクルマに積んであるらしい。ははは、もう夜だってのに好きですなあなたも。明日も撮影あるんですからほどほどにしといて下さいよ。

「ヒザワさんも行く?」
いやいやいやヒザワさんも行く?じゃなくて。今日僕まだ事務所戻って仕事しなきゃなんないし。そもそもクラブは家に置いてあるし…あ、貸してくださるの? ふーん、それじゃあ…って危ない危ない、行くって言うところだったよ。ほら僕シューズも無いし…へえ、さすがロッテ葛西、貸しシューズなんてあるんだ。そうなんだ……



やるぜい(やるんかい!)

10時過ぎに大人4名でおもむろに何やってんですか私たち。



黙々と100発ほど打ち込み、新木場まで送ってもらい、



りんかい線で事務所に行って腰イテテとか言いながら仕事。メリハリの効いた1日。

……相変わらず、で、あります。
メンチさん


よかったですね。グリーンウェルの最短在籍記録破って桜の散る前に帰国の途に着くのではなかろうかと思っていたのですが、今日の初ヒットで首の皮一枚つながったでしょうか。仕事中、コーヒータイムに覗いたmixiの実況スレッドでメンチさんがやっと打ったのを知ったのですが、「メンチが打った!」「メンチが打った!」という連続の書き込みは、「クララが立った!」と同じニュアンスの驚きと感動に満ちていました。期待はしてませんけど頑張ってください。
値下がりのアクアライン抜けて
今日から1,000円に値下がりした東京湾アクアライン。
さっそく……



いえ値下がりしたから訳もなく走ってみたとかいうんじゃなくて、この季節恒例、クライアントであるF社さんのゴルフコンペにお招きいただき市原のコースへと出掛けたのです。房総のど真ん中のあの辺りに行くにはやはり便利ですねアクアライン。

スタート時には雨振らなくて良かったねなどと言っていたのに、4ホール目のティーグランドに入ったあたりで突然、大粒の雨。



にわか雨っぽい降り方なんだけど2ホール間ほど雨にあたり、これはもう続行無理でない?という感じになったんだけど、イン、アウトに別れて6パーティ総勢22名、前後には他のプレーヤーさんもいるしおいそれと中断というわけにもいかず、そう言ってる間に雨も止んできたしで結局続行。しかし雨のホールで大叩きしたもんで若干意志が挫ける(と、さりげなくスコアを雨のせいにしようと試みているこの男)。



後半はすっかりいい天気。湿ったゴルフパンツから徐々に湿り気が抜けていくのが気持ちいいような気持ち悪いような。
ホールアウト後はいつも通りクラブハウスで簡単なパーティと表彰式。ワタクシメもスコアはグダグダでしたがニアピン賞ゲット。逆に僕のほうからもニールマーチン賞として7位の方にいつも広告物の仕事してる百貨店のワイン売場で売場ご担当者さんが厳選してくれた今春イチオシのイタリアンワインを。昨年は好評だったようなのですが今回も喜んでいただけたかしらん。

それにしてももう少し上手くなりてー。スポーツってのはある程度の領域まで頑張って食い込んでいかないことには、本当の面白味は味わえないですもんね。僕の場合まだまだ野球を語るのと同じテンションではゴルフは語れないもんなあ。ま、年に2度とかのプレーだけで上手くなろうってのが間違ってんでしょうけど(^^)

ということで初日は満喫させていただきましたこの連休、明日と明後日は、仕事(涙)
お客様相手だろうとスポーツは真剣にやるんですが…
早起きしーの、



朝焼けのアクアライン走りーの、



クライアントさんのゴルフコンペに参加しーの、



表彰式やりーの、



参加賞もらいーの、



帰りーの。
一瞬の夏




16チームがぞろぞろと集結しまして……



一応、プラカード持って選手入場、とか、



選手宣誓、とか、始球式とかやるわけですが、
2時間ほど後には、



とっとと敗退して帰途についてるという。
いってしまった僕らの夏。

帰宅してシャワー浴びて、再びクルマ運転してオフィスに出て、仕事です(涙)。
アミノバイタルを「用量・用法」の2倍摂取してもなお残る筋肉痛だけが、野球した証。
ダルビッシュからポップフライ。
先日の北京五輪野球でも日本代表のエースとして活躍した、日本ハムのダルビッシュ投手と、真剣勝負してきました。







まるで等身大のビデオスクリーンにでも投影されているのではなかろうかと思うほど、ダルビッシュ投手いまひとつ立体感がありません。やはりメダル無しに終わったのがこたえて、痩せてしまったのでしょうか。投球フォームは相変わらずしなやかにして豪快。肘を柔らかに使った腕の振りはホレボレするほどなのですが、球速は時速90kmに留まっていました。傷心の青年の投球を打ち返すのはいささか気の毒だったのですが、こちらも明日に久々の試合を控えた身、ぶっつけ本番はマズイなと仕事をいったん中断しオフィス脇のコインパーキングに停めておいたアルファ君に飛び乗って調整にやって来ているわけですし、あれほどの投手に対して手加減するのもかえって失礼かなと思い本気でいかせてもらいました。

ポップフライばっかしでした……。

さて……打撃の勘が戻らぬ件はともかくとして、その後事務所に戻って働いているものの土曜夜11時の時点で仕事終わっとらんことが問題です。試合は明日朝7時半。その前に早朝3時からサッカーW杯予選もある。

パターン1 このまま3時前まで仕事して帰宅してサッカー観てそのまま野球へ(たぶん仕事のメドはつくでしょうが、グラウンドで命果てる可能性が)。
パターン2 今日はここで切り上げて、サッカー観戦は諦め寝て、仕事の残りは明日試合後に頑張る(日曜に野球終えてまた事務所ってのも侘しいなあそれ)。
パターン3 なんもかもほっぽり出して沖縄へでも……

3がいいなあ、3が。

(9月7日追記:グラウンドコンディション不良にて順延……やれやれ)