先週、竹尾の見本帖本店で観てきた「ヴァンヌーボ×15人の写真家」。
CMYKでも写真はここまで豊かに表現できるという、まさしく見本でした。
プリンティングディレクションはやっぱり山田写真製版の熊倉氏なんですね。
に、しても校正紙の朱字が「思ったこと全部言いました」の世界。
「超暗部もっとシメル」
「ライト部もっと明るく」
「中間トーンディテールしっかり出す」
「シャドウ内形状見せる」
「トーンなだらかに」
「青味抑えて」
「赤味も抑えて」
なんだかもう
「赤上げて、白上げて、赤下げないで白下げて」的な。
それに応える製版も凄いし、なるほどヴァンヌーボは写真に適した紙だなと改めて思いました。
適した、というか個人的にも好みなんですよねこの風合い。インクしっかり盛った刷りでも落ち着きがあって。
僕の名刺も開業以来ずっとヴァンヌーボです笑。