デザインの現場から。と言いつつほぼデジカメの噺。
by MASANOBU HIZAWA(NEEL MARTIN DESIGN OFFICE)
http://www.neelmartin.com/
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伝説のデザイナー
「伝説のデザイナー、〈映画の描き文字〉を大いに語る」
檜垣紀六×大島依提亜×雪朱里 トークイベント

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土曜日、青山ブックセンターで「ブレードランナー」「時計じかけのオレンジ」「ダーティハリー」など3000以上の映画ポスターや邦題ロゴのデザインを手がけられた(僕も駆け出しの頃にポスター図録を買って、以来、構図その他かなりパク…参考にさせてもらいってます)デザイナーの大先輩 檜垣紀六さんと、映画業界に精通されてるデザイナー 大島依提亜さん、タイポグラフィーに造詣の深いライター 雪朱里さんのトークショーを聞いてきました。「伝説」っていいますけど檜垣さん現役ですけどね笑
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紙と箔
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久々にデザイナーらしい話し…。

入稿はデータで行い、刷り上がりを見ることさえない案件、なんてのも珍しくない時勢ですし、御多分に洩れず僕の場合もそんな感じです。でもやはりこうして紙を意識しながら作業する案件はなんだかほっとしますね。

竹尾の見本帖に出かけて決めたアラベール ウルトラホワイト、カタログには少し厚めの4/6 160kg。ヴァンヌーボのほうがおそらくインクの乗った箇所の艶感はいいのだろうけど、冊子の風合いと金箔との相性で選びました。

箔押しは、随所で凄腕との評判を耳にした板橋のコスモテック社にお願いしました。

出来上がりが届いて、梱包を解く時の少しワクワクするあの気持ち、持ち続けていたいものですね。


Brochure
cl: 株式会社BloomBrothers
ヴァンヌーボ
先週、竹尾の見本帖本店で観てきた「ヴァンヌーボ×15人の写真家」。

CMYKでも写真はここまで豊かに表現できるという、まさしく見本でした。
プリンティングディレクションはやっぱり山田写真製版の熊倉氏なんですね。

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に、しても校正紙の朱字が「思ったこと全部言いました」の世界。

「超暗部もっとシメル」
「ライト部もっと明るく」
「中間トーンディテールしっかり出す」
「シャドウ内形状見せる」
「トーンなだらかに」
「青味抑えて」
「赤味も抑えて」

なんだかもう
「赤上げて、白上げて、赤下げないで白下げて」的な。
それに応える製版も凄いし、なるほどヴァンヌーボは写真に適した紙だなと改めて思いました。
適した、というか個人的にも好みなんですよねこの風合い。インクしっかり盛った刷りでも落ち着きがあって。

僕の名刺も開業以来ずっとヴァンヌーボです笑。
プリンティングディレクションとグラフィックデザインの対話
という長いタイトルのトークセミナーを聞きに武蔵小山へ。

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ゲストは山田写真製版所のプリンティングディレクター熊倉桂三氏。対談相手はグラフィックデザイナーの中野豪雄氏。
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TOKYO DESIGNERS WEEK 2012
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今年も行ってきました。
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最終日に滑り込む
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ここ数年で観たデザイン展示の中で一番でした。
21_21 DESIGN SIGHTにて「テマヒマ展[東北の食と住]」。
昨日見てきました。

展示内容そのものはもちろん、なんたってその「見せ方」の素晴らしさ。デザイナーとして、むしろそっちに喰い付いてしまった。
表層的な部分だけ見てチャッチャとやろうとしたって不可能な完成度。対象にガッツリと向き合ったんだろうなあというのが一つの展示物から、一枚のグラフィックパネルから、一本のムービーから、びしびし伝わってきました。

皆さん是非行ってみて〜とオススメしたいんだけど、昨日が最終日^^;
早、秋色。
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夏本番、って感じですが、ラフデザイン用の資料やイメージカラーのPANTONEチップは、早くも秋色^^
ARIGATO-TOKYO DESIGNERS WEEK
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昨年のTOKYO DESIGNERS WEEKの「ARIGATO PROJECT」が、ドイツの出版社gestaltenから発売になりました。
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デザイナー的2題
いよいよもって写真ブログの様相を色濃くしている当ブログ笑。

パリ写真は一服して、今日はデザイナー的インプット2題。
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ロットリングでひっぱり出す
手描きでサムネイルを書いたりする用に、先日、ロットリングのアートペンを買ってみました。紙は、ペン先のサリサリした感触が楽しめつつ滲まないやつ、を検索してTooで扱ってるマーカーパッドを。これまでは持ち歩き用のモレスキンのノートとボールペンをデスクでも使っていたのだけど、アートペンいいね、とてもとても。

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例えばビジネス系のパンフレットの概念チャート図みたいなものであっても「形」を考えようとする時にはやっぱりまず思い付いたら一度紙に書いてみるに限ります。作家が文章を思い付いたらまずタイプしてみる、ミュージシャンが曲がひらめいたらピアノで鳴らしてみる、というのと同じで、デザイナーも頭の中にあるモノを一度、見える形にひっぱり出してみるのは大事。それをMacでやる場合も実際のところ多いのだけど、ペンというツールで描くことで、より頭の中と紙がリニアな関係で結ばれるし、その行為自体がデザインの模索になりますしね。

「ポルシェ」というクルマを思い浮かべてみてください、と言われれば、だいたいの人はかなりリアルな形で思い浮かべることができるでしょう。でもそれを書いてみて、と言われると、これがまあ難しいもんです。僕もやってみたらポルシェ書いたつもりがどう見ても日産マーチだったことがある。だいぶ値段違うぞ。
そこには、いわゆる絵の上手い下手とは違う次元のナンラカの存在があって、そこを、常に鍛えておかなくっちゃなあ、と思う次第でして。

関係ないけどこのアートペン、なに気に、カンペンケースが可愛いですぅ。